皆さんこんにちは、ラリードライバーの川名です。
今回は遠征2日目の様子をお伝えします。


■サラザンと一緒にグラベルコースで練習
昨晩はステファンのゲストハウスに宿泊、丘の上から眺める朝の雲海は素晴らしく、ステファンがわざわざこの場所に住む理由が分かる気がします。

「川名賢のラリー・セヴェンヌ参戦記 02」ラリーの本場は練習も本格コースで! 環境がうらやましすぎる


この日はステファンに誘われて、彼が運営する「ドライブコントロール」というドライビングスクールを体験してきました。ステファンはエクストリームEというハイパワーEVカーのレースでサルディニアから帰る途中だったので、コーチのローレンと自主トレです。

「川名賢のラリー・セヴェンヌ参戦記 02」ラリーの本場は練習も本格コースで! 環境がうらやましすぎる

●サーキット ドゥ モンテイルス-アレス

「川名賢のラリー・セヴェンヌ参戦記 02」ラリーの本場は練習も本格コースで! 環境がうらやましすぎる

●ガレージにはお宝の車がたくさん!!

どんな場所かというと、日本にもあるダートトライアル場(ダートサーキット)みたいな感じ。ただ路面の質がまったく日本とは違い、大きな石もほとんどないし、ノーマルのクルマでも走れるくらい路面はフラットでコース幅も広い!!

「ドライブコントロール」というだけあって、ラリードライバーのみならず、一般のドライバーも安全運転講習で利用するとか。

こういった環境があるのもクルマ社会ならではですね。日本でこんな環境を身近に作ればクルマ好きがもっと増やせると確信しました。

「川名賢のラリー・セヴェンヌ参戦記 02」ラリーの本場は練習も本格コースで! 環境がうらやましすぎる


「川名賢のラリー・セヴェンヌ参戦記 02」ラリーの本場は練習も本格コースで! 環境がうらやましすぎる


そしてインプレッサを発見!!
やっぱり四駆で走るよねー!!
と思いきや、「シュグル!サイショハコレダヨ!」(スグルという発音は難しいらしい(笑))とドノーマルのプジョーに乗らされる羽目に(笑)。

「川名賢のラリー・セヴェンヌ参戦記 02」ラリーの本場は練習も本格コースで! 環境がうらやましすぎる


でもこれが意外とおもしろくて、ドノーマルなのでなかなかトレーニングになる。
そしてコースもパイロンでかなり規制されるので、そう簡単にはいかないわけですね。

ローレンコーチとは初対面で、彼は僕の素性をよく知らないので、「シュグル、ナカナカヤルジャナイカ!!」と驚きの様子「まぁね!」と言いながらも、内心は『当たり前じゃー!』と一瞬思ったのはここだけの話ですが(笑)。

■なんと、あの方のクルマが!腕が認められたようで、「ツギハ、ミチュビシニシヨウ!」と、倉庫からガチラリーカー三菱ランサーエボリューション9が「バランバランバラン」と独特のエキゾーストサウンドを奏でながら爆音で登場!!

「川名賢のラリー・セヴェンヌ参戦記 02」ラリーの本場は練習も本格コースで! 環境がうらやましすぎる


「川名賢のラリー・セヴェンヌ参戦記 02」ラリーの本場は練習も本格コースで! 環境がうらやましすぎる


「川名賢のラリー・セヴェンヌ参戦記 02」ラリーの本場は練習も本格コースで! 環境がうらやましすぎる


早速クルマに乗り込んだら、「シュグル!キーヲミテミロ!」とコーチ。
なんのこっちゃと思ったら、なんとあの世界王者『ローブ』様の名前が!!

「川名賢のラリー・セヴェンヌ参戦記 02」ラリーの本場は練習も本格コースで! 環境がうらやましすぎる


どうやらこのクルマは以前ローブがWRCのレキ車で使用していたとのこと。ついに私、ローブ様と同じシートに座ってしまいました!! この日は背中とお尻を危うく洗わなくなりそうになるところでしたが(それくらい嬉しかったという意味です(笑))

少し硬めのクラッチをミートしてゆっくり走りだした瞬間から、ローブ様のレキ車はめちゃめちゃよくできていることがすぐわかります。速度を上げれば上げるほど、思いのままに手足のようにクルマが動いてくれる。そして乗っていて体への負担が少なく、とってもラクチン! レキをラクチンにするといいペースノートが作れるのですが、レキがラリーでどれだけ大切かが改めてよくわかりますよね!

そんなこんなで、この日は飽きるほど走り回り、「スグル!コンシュウマツ!グッドラック!!」とコーチも結果が楽しみだと言っていました!

コーチが最後に僕の名前を呼べるようになったのが一番の感動だったかも?!(笑)。

とフランスの夕日を眺めながら帰路につきました。

「川名賢のラリー・セヴェンヌ参戦記 02」ラリーの本場は練習も本格コースで! 環境がうらやましすぎる


3日目へ続く・・・。

次回はチームテストの模様をお伝えします。

<文=川名 賢 Suguru Kawana>
編集部おすすめ