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改良の目玉は、ベースグレードのe:HEV Xにアウトドアテイストを付加した「HuNT(ハント)パッケージ」を新設定した点。エクステリアは専用のルーフレール、アルミホイール、フロントロアガーニッシュを採用。インテリアは専用カラーとして、都会からアウトドアまで似合う仕立てとしている。
パノラマルーフと2トーンの外板色が専用のe:HEV PLaY(プレイ)は、「e:HEV Z PLaYパッケージ」として新設定。4WDも選べ、パノラマルーフの有無も選択できるようになった。
登場時、話題となったバンパー一体型のフロントグリル。その形状は長方形に近くなり、たくましい印象に。横一文字が特徴だったリヤコンビランプも、よりワイド感を強調するデザインだ。また、インテリアではセンターコンソール部の意匠を変更。これまでの運転席側から回り込むような左右非対称デザインから左右対称になり、シフトノブの前方にオープントレイを設けた。
メカニズムでは、2モーターハイブリッドシステムのe:HEVが、エネルギーマネジメントの制御をアップデートすることで、街乗り走行でのエンジン音をさらに低減。
装備面では安全運転支援システムのホンダセンシングに、渋滞運転支援機能のトラフィックジャムアシスト、急アクセル抑制機能、アダプティブドライビングビームの3つの機能を追加。
人気のアウトドア系モデルの追加によって、選択肢が広がったヴェゼル。WR-Vの上位車種として、さらに力を入れていくようだ。24年春の発売が待ち遠しい。
〈文=ドライバーWeb編集部〉

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