三菱自動車工業(以降、三菱自動車)は2025年1月9日、令和6年能登半島地震および奥能登豪雨の被災地域支援の一貫として、被災者や支援団体を対象に車両の無償貸出支援活動を行う「日本カーシェアリング協会」に、オールラウンドミニバン「デリカD:5」と1トンピックアップトラック「トライトン」の2台を寄贈したことを発表した。

被災地では、9月の奥能登豪雨で車両が水没するなど被害をうけ、震災復興のために寄贈された車両も被災しており、被災地域を属する石川県からも協力依頼があったことから今回の寄贈に至った。
三菱自動車は2024年6月にも「ミニキャブトラック」を3台寄贈しており、それに続くもの。

今回寄贈するデリカD:5とトライトンは、さまざまな天候や路面でも安全に安心して運転できる操縦性と走破性を有しており、堅ろう性や積載性にも優れている。寄贈した車両は被災後のがれきの片づけや、被災者の転居の際の荷物の運搬などに活用される予定だ。

三菱自動車は今後も自治体の要望や被災地のニーズに応じた支援を行う、としている。

〈文=ドライバーWeb編集部〉
編集部おすすめ