ネイルを塗って、ある程度表面が乾いてきたら、塗った指先を水につける。そうすると、表面の乾きがさらに早くなるような気がするのだ。
自分ではそう信じ、いつもやっていたのだが、たまたま友人にその話をしてみると、彼女も「やっぱりそうだよね!?」と賛同。もしかすると、これには一理あるのでは?
そこで、NPO法人日本ネイリスト協会に問い合わせてみた。
「ネイルを塗った後、ある程度乾いてから水につけると、乾きが早くなるように感じるのですが、実際はどうなのでしょうか?」
すると、NPO法人日本ネイリスト協会、広報委員長の木下美穂里さんが、わかりやすく質問に答えてくださった。
「水をつけるから乾きが良くなるのではなく、ネイルの表面温度が水をつけるために低下し、乾きが良くなるというのが本当です。冷風を吹きかけて乾きを早めるのと同じ原理です。もっと早く乾くには、冷たいですが……、氷水に指先をつけると早く乾きますよ!」
なるほど〜。いわれてみれば当たり前のことなのかもしれないけれど、すごく納得! こんど氷水もやってみようかな。夏の間だったら、気持ちよさそうだし。
それにしても、長年の素朴な疑問が、簡単に解決して嬉しい! ちなみに、NPO法人ネイリスト協会には、「ネイルなんでも相談室」というのがあるそうで、一般の方のネイルに関する質問、疑問になんでも答えてくれるのだとか。これはとても便利! みなさんも、ネイルに関して聞きたいことがあったら、気軽に相談してみてほしい!
(田辺 香)