あーそうよ、そうなのよ。
生き残りゲーム作品って、最初恐いけど、あっという間に刺激に慣れちゃうのよ。

「死のゲームの中で生き残る」というシチュエーションは昔からありますが、やはり話題になったのは「バトル・ロワイアル」や『あずみ』などからでしょう。なんとも刺激的なテーマです。
最近ではマンガだと『未来日記』『デッドマン・ワンダーランド』など、アニメ化もされる一大ジャンルと化しています。
他にも「生き残りゲーム」作品といえば、映画「キューブ」なんかも思い出されます。理不尽な箱に閉じ込められて、脱出する際に力をあわせる人もいれば恨んで足をひっぱる人もいたりと、人間の化けの皮がペリペリ剥がれるのが面白いんですよねえ。うーん刺激的。

生き残りシチュエーション作品って、確かに脳髄にクるんですよ。一歩間違えば死ぬという緊張感。仲間が簡単に死んでしまう恐怖。訳の分からない仕掛けなどなど。
ましてやそれが周囲の人間との殺し合いとなるとなおのこと。恐い! でも見ちゃう。
逆に言えばこのジャンルの最大の欠点は、次第に刺激に慣れてしまうこと。
どう残虐さを描くかとか、理不尽な死を描くかに力が偏ってしまいます。キャラクターの背景をじっくり描いて退場させることで切なさを描く作品もありますが、どうしてもゴールが「死」とみえているので、チキンレースにならざるを得ません。どうしても「死ぬんでしょ?」という前提があるとどんどん麻痺してしまう。