イスラム教徒が多く暮らす地域では、それら多くの基準をクリアした製品にハラール認証のマークが付けられ、売り出されている。その範囲はシャンプーなど食品以外の製品にも適用されており、欧州でも様々なハラール製品にお目にかかれる。ハラールになじみのない日本人からすると、こんなものまでハラールなのかと発見できて面白い。
その1つが、世界的に有名なグミ「ハリボー」のハラールだ。ハリボー社の公式サイトによれば、ハリボーのグミは、アラビアゴム(アラビアゴムノキという植物から取れる樹液)の代わりに豚から生産されたゼラチンが使われているという。そのため通常のハリボーは、イスラム教徒にとって口にできない。しかしハラール認証の一部ハリボーは、テングサなどの藻類をゼラチンの代替として使っているため、イスラム教徒はもちろん菜食主義者も食べられる。パッケージの裏にはハラール表示がある。
実際にハラールのハリボーとハラーム(イスラム教で禁止されているもののこと)のハリボーを買って味を比べてみたが、大きな違いはない。種類もクマの形をしたスタンダードな「ゴールドベア」だけでなく、コーラ味の「ハッピー・コーラ」などバリエーションも多い。