■SUPER JUNIOR-K.R.Y. JAPAN TOUR 2015 ~phonograph~
2015.06.02(TUE) at 横浜アリーナ
(※画像10点)

SUPER JUNIORの中でも歌唱力に定評のあるメンバーのキュヒョン、リョウク、イェソンからなるユニット、SUPER JUNIOR-K.R.Y.の全国4ヶ所11公演の日本ツアー【SUPER JUNIOR-K.R.Y. JAPAN TOUR 2015 ~phonograph~】が、2日(火)、神奈川県・横浜アリーナからスタートを切った。今回のツアーはSUPER JUNIOR-K.R.Y.として約2年半ぶりのツアーであり、韓国での兵役のため2年間活動を休止していたイェソンの復帰後、初ステージともなるだけに、ファンの期待の高まりは相当なものだった。


会場が暗転してスクリーンに映像が流れ、そこにイェソン現れると映像にも関わらず大きな歓声が上がる。始まったばかりのツアーのため詳細は明かせないのだが、ファンの想いを絶妙に焦らす演出を経て、ステージに姿を現したイェソンは、歌う前からその目に今にもこぼれおちそうな涙を溜めている。そして、その歌声が2年ぶりに放たれると、会場にはファンのすすり泣きの声と、泣くのを必死に堪えながら歌うイェソンの歌声が響き、感動の再会となった。キュヒョンは初っ端から泣いてしまったイェソンをMCで「今日は悲しいコンサートになった」と責めていたが、ライブ前半、何度かこみ上げる感情を抑えきれなくなるイェソンをキュヒョンとリョウクの二人が常に気にかけ、フォローする場面があり3人の絆の深さを感じた。イェソンは自分を迎えてくれたファンに「本当に夢のよう。忘れないで待っていてくれてありがとう」とその感謝の気持ちを口にしていた。

SUPER JUNIOR-K.R.Y.といえば、なんと言ってもバラード。キュヒョンはSUPER JUNIORのライブとは違ってほとんどダンスが無いその内容を「眠くなるライブ(笑)」と話していたが、眠くなる暇が無いくらい、その歌の世界に引き込まれてしまう。3人とも歌が上手いという共通点はあるものの、その歌声は3者3様の個性を持ち、それが重なりあったときのハーモニー格別だ。生バンドの演奏でSUPER JUNIOR-K.R.Y.としてリリースした「Promise You」や、「月蝕」などの既存曲はもちろん、数々の日本語カバー曲も披露し、日本のファンを喜ばせた。また、ソロステージでは3人がそれぞれの持ち味を活かし、イェソンが活動休止中に「待っていてくれたファンのために準備した」という自作曲を歌えば、キュヒョンは自身のソロ曲「光化門で」と、ファンからツイッターでリクエストと募ったというカバー曲を、リョウクは…驚きの姿でとても楽しいステージを見せてくれた。

さらに、新曲も数曲披露するという大盤振る舞い。
8月5日にリリースが決まったシングル「JOIN HANDS」も初お披露目となり、ファンはそのお返しとばかりに全員でJOIN HANDS=手をつないで、メンバーを喜ばせた。

本ツアーは今後、神戸、福岡、名古屋と7月2日まで続く。エキサイトミュージックでは、今後の公演もレポートを予定。さらに、本ツアーのファン参加型の企画も実施中で、SNSに写真を投稿してツアーを盛り上げようという趣旨のものなので、詳しくは特設サイトを確認の上、多くの人に参加してみて欲しい。

■SUPER JUNIOR-K.R.Y. ツアー&シングル『JOIN HANDS』 スペシャルサイト

≪ツアー情報≫
【SUPER JUNIOR-K.R.Y. JAPAN TOUR 2015 ~phonograph~】
2015.06.02 (火) 神奈川県:横浜アリーナ
2015.06.03 (水) 神奈川県:横浜アリーナ
2015.06.11 (木) 兵庫県:神戸ワールド記念ホール
2015.06.12 (金) 兵庫県:神戸ワールド記念ホール
2015.06.13 (土) 兵庫県:神戸ワールド記念ホール
2015.06.14 (日) 兵庫県:神戸ワールド記念ホール
2015.06.17 (水) 福岡県:マリンメッセ福岡
2015.06.18 (木) 福岡県:マリンメッセ福岡
2015.06.30 (火) 愛知県:日本ガイシホール
2015.07.01 (水) 愛知県:日本ガイシホール
2015.07.02 (木) 愛知県:日本ガイシホール
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