そろそろ入学、入園シーズンも近づいてきて、子どものお弁当どうしようか考えている人もいるだろう。そんな中、とある幼稚園の説明会で「お弁当は手作りじゃなくていい」と言われたという母親のツイートが話題になっている。

つめかえるだけでも「愛情はこもる」


あるTwitterユーザーが、幼稚園の説明会で園長先生に「お弁当は手作りじゃなくっていいんです。買ってきたやつをその子のために詰め替えるだけで心は、愛情はこもります」と言われたそうで、「あー手作りじゃないって悩むお母さんたちに届けって思った」とツイートした。




子どものお弁当に悩む人は多かったようで、この投稿には「気持が大事ですよね」「お母さんの負担を少しでも和らげてその分のリソースを子どもにかけるための冷食や惣菜ですしね」「朝から涙が出そうになりました。保育園だから、お弁当はまだまだですが、子どもの食事に悩んでて…」といったリプライが続々と寄せられている。

「冷凍食品使っただけでも親に電話くる幼稚園とかあるって聞いた」という声もあるように、2016年の春には「冷凍食品禁止の幼稚園がある」という噂がネットで話題になっていた。実際、福島県の「いわき・さくらんぼ保育園」では「保育園では冷凍食品やウィンナーかまぼこ等の加工品は添加物の問題もあり使用しておりません。お弁当を作る際にも配慮していただけますよう、お願い致します」と公式ホームページに明記されていて、育児をする女性のためのWEBマガジン「ママスタセレクト」のネットアンケート(期間:2016年4月6日、対象:156サンプル)でも、「(お子さんが通っている園は)冷凍食品を禁止していますか」という質問に「はい」と答えた人は6.4%存在した。

前出のツイートにも「共働きのお母さんて本当に大変なんですよね」という声が寄せられているように、子どもを育てながら働く母親にとっては、朝のわずかな時間でも短縮したいはず。弁当は手作りでなくてもまったく問題ないという認識が広がれば、働く母親にとって子育てのしやすい社会になっていきそうだ。
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