会議室の名前はすべて和製英語
Facebookチームが来客対応やミーティングで使う会議室には「SALARY MAN(サラリーマン)」「JET COASTER(ジェットコースター)」「FREE DIAL(フリーダイアル)」など、すべて和製英語が付いている。


部屋のデザインもそれぞれ異なっていて、例えば「DON'T MIND(ドンマイ)」は畳が敷いてある和風な会議室。

四角い卓を囲うように座椅子が4つ並んでいるが、これは麻雀卓。

手前の箱にはFacebookのロゴが入った麻雀が収納されていた。聞いたところによると、海外のFacebook社員と麻雀で国際交流したこともあるとか。
VR技術の開発を担っているOculusチーム側のスペースにも会議室が設けられているが、こちらの部屋は、物語にVR技術が大きく関わっている人気ライトノベル『ソードアート・オンライン』に関連する名前が付けられている。



主人公の「KIRITO(キリト)」やヒロイン「ASUNA(アスナ)」、作中で登場するVRマシン「NERVEGEAR(ナーヴギア)」の名前も。
より働きやすくする施設も増設
リノベーションで最も変わったのは、より働きやすい環境を整える2つの施設ができたこと。1つは外回りで汗をかいたり、海外出張から帰ってきた社員のために完備されたシャワールーム。

バスタオルだけでなく、ドライヤーやシェーバーもあって、まるでホテルのようだった。
もうひとつは出産直後に職場復帰した女性社員が人目を気にせず搾乳できるように作られた「mother's room」だ。

取材時は入ることはできなかったが、室内には冷蔵庫とレンジも備わっているという。
まさに至れり尽くせりのオフィス環境だったフェイスブック ジャパン。次回は福利厚生の制度面と、効率的な働き方について社員の方に聞いたインタビューをお送りする。

(茶柱達也)