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学生に出席強要する内定式に大学教員が苦言「何の権利があって講義をサボらせるのか」

学生に出席強要する内定式に大学教員が苦言「何の権利があって講義をサボらせるのか」
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10月といえば内定式のシーズン。今月2日には国内主要企業の多くが、2018年春に入社する予定の学生を集めて内定式を実施した。本来ゼミや授業などのある平日に開催されることの多い内定式に、大学教員などから疑問の声が続出している。

“内定式”は学業より優先されるべき?


就職活動で内々定が決まった学生を集めて、内定解禁日である10月1日以降に開催されることの多い“内定式”。10月の第一月曜日に開催する企業が多く、今年は10月2日に開催された。

しかし、平日開催のため授業やゼミを欠席して内定式に参加した学生も多かったよう。この現状に対して慶應義塾大学の准教授・琴坂将広さんは、「参加中の学生の多数は、講義を欠席して参加するという苦渋の決断をしています。なぜに大学生に、大学の学期期間中に、彼彼女らの本務である学業を欠席させる事を強要するのでしょうか?」「改善は、出来ぬでしょうか?」と自身のTwitterで苦言を呈した。



また立命館大学教授の上原哲太郎さんも自身のTwitterで、内定式に関して「この風習、本当に辞めてくれないだろうか。何の権利があって講義をサボらせるのか」とコメント。科学ジャーナリストの松浦晋也さんも「内定式とかくだらんことをやっている会社にはまず先はないから、得るもの得たらさっさと飛び出す算段で最初から人生設計したほうがいいぞ」とツイートし、内定式の必要性について疑問の声を上げている。





SNS上でも、「私も学生の時、内定式と絶対に取らなきゃいけない授業が被って焦ったなぁ」「落とせない単位の授業で、内定式出るために先生に直談判に行った覚えがある」といった体験談が続出。さらに「内定式を強要している時点でブラックだと言われても仕方ないと感じる。雇用契約も結んでないのに無給で拘束なんてね」「意味不明。他の何を捨てても会社に忠誠を示せってことでしょうか」といった批判の声も。

内定式を実施しない企業も


内定式自体を行わない企業もある。人事関連の調査を行うHR総研が2015年に実施したアンケートでは、10月1日に内定式を実施した企業は全体の45%。従業員300名以下の中小企業に限定すると、10月1日に内定式を実施した企業は32%だったことが明かされている。また「10月1日に内定式を実施しない」と回答した企業にいつ内定式を行う予定なのか質問したところ、「実施しない」と回答した企業が回答の中で最も多い40%に。

SNSでは「そもそも必要なの?」「経費と人員の無駄」「内定通知書だけ送ってくれればいいのに」といった声も多い。一番頭を悩ませているのは、企業と学業の板挟みになっている学生たちかもしれない。

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2017年10月4日のスマダン記事

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