
婚活を頑張ると、必ずおとずれるのが「婚活疲れ」です。
男性も女性も30代や40代になり「結婚したい」と考え相談所に登録したり合コンに行ったり、お見合いパーティーに参加をしたりといろいろ動かれる方も増加します。
人間はどんなことにも慣れと飽きを繰り返して発展していく生き物ですから、日々のどんなことにも、疲れやマンネリ、けん怠期といった中だるみ時期はあるものです。
しかしこと恋愛に関しては、多くの人が恋愛は自然とできるものであって、頑張るものではないと思っているので、頑張ることに戸惑い、些細な打撃で疲れ、中断してしまうケースがあとをたちません。
婚活疲れはなんとか防止したいものですが、男女の意見を集めて考えてみると、男性が気をつけるべきポイントやその原因がみえてきました。
男が疲れる瞬間は無関心の限界と物質的な限界
婚活中の男女の約75%が感じている(マッチ・ドットコム ジャパン調べ)といわれる婚活疲れ。じわじわ感じていき、ある日を境に限界値を迎える方もいれば、突然プツンと糸が切れる人もいます。
まずは男性の婚活疲れや婚活中断経験のある人の話を聞くと、出てくるのは“無関心”と“物質的な限界”です。
「婚活を始めたのですが、アプリを使っても使っても女性から返事がきません。パーティーとかに行ったら連絡先を交換することはありますが、それもあとで盛り上がるということはあまりなく、自然消滅ばかり。だんだん『いつまで続くのかなー』と思っていたら仕事が忙しくなっていき、気付いたらアプリも使わなくなっていました」(30代・SE)
「自分はけっこうマッチングアプリで会えることがあるんですが、何人か会ううちに、『これって別のことにお金を使ってたらどうなってたんだ?』って思うようになりました。毎回のデート代とアプリの月額費だけで数万円でした。それなら、数万円使って新しいとろこに行ったり、何か始めた方が身になるしいいんじゃないかと思い、今は婚活という名目のお金は使わないようにしてます」(30代・公務員)
彼らのほかにも、「繁忙期になって忘れてたら、そのままやらなくなった」とか「一度すごい合うなと思った女性がいて、でも結局うまくいかなくて、ってのを経験したら、モチベーションが燃え尽きた」なんて声も。
男性の場合はスルーされることへの疲れと金銭的な問題が大きようですね。
女子の疲れは選択の限界がポイント
一方の女性の婚活疲れについては、どんなことが原因なのでしょう。体験談を集めてみると、男性とは異なる視点での疲れが多かったように思います。
「自分が評価され続ける疲れに悲しくなって、婚活を休むことにしました。アプリならプロフィールに『いいね』がどの位ついたか分かるのですが、全然つかなくて落ち込みますし、周りがうまくいくとこっそり凹んだりもします。」(30代・事務職)
「私は選んだりやりとりの中で、疲れてしまった一人です。たとえばアプリだったら、ものすごい人から返事がきたり、やりとりが発生して疲れてしまうし、婚活イベントでも短時間で誰かを選ばなくちゃいけないってシチュエーションが疲れてしまって。今は少し婚活から気持ちが遠のいてます」(20代・医療関係)
「とにかくアプリをやり続けるのが面倒臭い!」「普段だったら断る相手に逆に評価されるのがムカつく」など、女性の場合は男性と異なり、連絡の面倒くささと自分のアイデンティティの傷つきが疲れにつながりやすいようです。
男が婚活疲れをおこさないために
男女の違いをみていくと、男性が疲れを感じずに婚活をおこなうためのポイントもいくつか見えてきますね。今回は2つほど挙げてみたいと思います。
・お金をかけない努力をする
婚活というのは不思議なもので、勉強や仕事と異なり、お金と時間をかけたらかならずある程度の結果が出るというものでもありません。また、ネット上のナンパ師や恋愛慣れしている人は、お金を極力かけずに女性へのアプローチをおこなう人も多いそうです。
正直アドバイスをよく求められる筆者も、お金をかけるべきかと聞かれたら、アプリなどのサービスは、利便性の問題から有料利用を推奨するものの、パーティーやデートなどでお金をかけるのは若干のもったいなさを感じています。
なぜかというと、パーティーというのは一斉に恋愛のスタートを切るため、自分の良さが相手に伝わりにくいのと、デートの場合は、おごっても割り勘でも、ナシだった男性がアリになったり、逆にアリだった男性がナシになることは、よっぽどのことがない限り起きないからです。
パーティーなどの1回4000円を使うなら、いっそ男女均等にメンバーがいる習い事や何かのイベントに参加する方が、まだ出会いのチャンスは多いもの。
・やりとりはあっさり手間をかけない
女性と仲良くなれたら、返事が返ってくる嬉しさで、まずはLINEでいろいろ質問をしたり、向こうからの返事に親切丁寧に回答したくなるものです。
しかし多くの婚活女性が同時並行的に男性とやりとりをしており、その選択の中で疲れることがあります。これがわかっていれば、質問メールを長々やり取りせずに、「ごはんでもいきませんか?」とサラリと即誘い出す方ができ、しかも親切であることがわかります。
もちろんマッチングしたら即「会おう」もびっくりしますが、少しコミュニケーションをとったら、あとのお楽しみは会ったとき、くらいにしておくのが丁度よいでしょう。
お金と時間をかけすぎず、女性に手間をなるべくかけさせない。
これが男性の婚活疲れを食い止める大事なポイントです。男性は好きになるまでの頑張りを、損得など物質的にとらえがちです。一方の女性は情緒的に物事を捉えています。この辺の差を理解できれば、もう少し心に負担のない婚活も続けられるかもしれませんね。
(おおしまりえ)
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