
ジャパン少額短期保険は12月6日、20歳~59歳の男女1000人を対象に実施した「通勤トラブルに関する意識調査」の結果を発表した。
まず「電車またはバスで通勤・通学する際に痴漢に遭ったことがあるか」を聞くと、57.8%が「ある」と回答し、女性の2人に1人が痴漢被害に遭っていることが明らかになった。
いつ痴漢にあったのか季節を詳しく見てみると、1位「春」(32.0%)、2位「夏」(29.6%)、3位「冬」(19.5%)、4位「秋」(18.9%)と、肌の露出が多くなる時期に痴漢被害は増えているが、秋冬も約40%と寒い時期でも油断できないことがわかった。
女性に痴漢被害に遭わないために気をつけていることを聞くと、1位は「女性専用車両に乗る」(22.9%)、2位は「露出の高い服装を避ける」(21.1%)、3位は「満員電車を避ける」(18.5%)だった。
一方で、痴漢と間違われないように男性がとっている行動の1位は「女性に触れないようにする」(47.8%)、2位は「乗車時には手をあげる」(41.5%)、3位は「満員電車を避ける」(22.4%)がランクイン。
どんな時に男性に対して“この人痴漢かも?”と疑うのかを女性に聞くと、最も多かったのは「空きスペースがあるのにわざと狭いスペースに寄っている」(62.2%)だった。次に「手のひらが触れる」(47.0%)、「手が下の方にある」(33.0%)と続いた。
調査は11月6~8日、インターネットで実施した。