お金だけじゃない!女性にスマートさを感じさせる行動には共通点がある

モテる男性のイメージを聞くと、“スマートさ”と答える女性は多いものです。しかしスマートさをなんとなくイメージできても、具体的にどうすればいいか曖昧なため、困っている男性もいるかもしれません。
そんな方に朗報です。女性にモテる“スマートさ”には実は3つの共通点が存在するのです。
この3つの共通点さえ抑えれば、デートに誘う、お店を選ぶ、お会計をする、などなど、すべての恋愛につながるシーンが、よりスムーズに動かせるようになるはずです。


女性が思うスマートさの代表例とは


「スマートでモテる男」
このイメージを女性に問うた時、返ってくる実例はほとんど王道でわかりやすいものです。ではどんな瞬間スマートさを感じるのか、まずは見ていきます。
「やっぱりデートの時、さりげなくお会計を済ませている男性に出会うとスマートだなって思います。おじさまと呑んだときは、トイレに行っている間に全部終わっていて、さすがバブル世代!って内心思いました」

「LINEのやり取りでも、スマートさって感じますよね。
ご飯の誘い方とか『ご飯行こう』とかじゃなくて、『◯◯ちゃんの会社の近くに美味しいお店があって』とかって言われた方が、こちらも自然と興味を引かれます」

「以前ある男性とデートしたとき、たまたま私の横を自転車が横切りました。そのときさりげなく手を回してカラダをガードしつつ移動を促してくれた男性がいました。別に恋心はなかったけど、ちょっとドキリとしましたね」

良い例を読んでみて、どう感じたでしょうか?
「俺には無理」「共通点なんてなかった」など、いろいろ思うことはあるでしょう。悪い例はいわずもがな、これらの逆をすればよいのですが、恋愛が苦手と感じる多くの男性は、無自覚にこの逆をしていることが多いかもしれませんね。


スマートさを感じさせる行動に共通する3つの要素


先程ご紹介した例だけでなく、女性にスマートさを感じさせる行動には、これからご紹介する3つの要素が必ず入っています。

1:迷わない
スマートさの真逆にあるもの。
それは優柔不断であり、相手を不安にさせるほどの“迷い”です。そして迷わないためには一定数の経験や知識が、どうしても必要になります。
「モテない男は結局ダメってことか!」
とブーイングが聞こえてきそうですが、そうではありません。例えば飲み会の幹事や、友達同士のご飯でも計画を立てる側の人は、参加するだけの人たちよりも、飲食店の知識も飲み会の作法もつくものです。
業界は少し違いますが、1つ興味深いお話しを紹介すると、キャバクラやクラブなど、夜のお店で黒服(ホールスタッフ)を経験すると、女性の扱いやお酒のマナーが完璧に身につくといわれています。もちろん黒服にもモテる人とそうでない人がいますが、モテるモテないにかかわらず、とりあえずのスマートな振る舞いは、身につけられるといわれています。


これはひとえに、お酒の場の経験と知識の総量が増えたからこそ手に入ったもの。「恋愛は場数である」と筆者はよく言いますが、場数もただ同じような女性を好きになって玉砕し続けるよりも、色んな人と接していくことで、効率的に場数を増やしていけるのです。

2:決断
人間は生きていくうえでは、無意識的にも意識的にも、日々たくさんの決断をおこなっています。しかし、決断というどちらか一方を選ぶ行為は、実はストレスの原因である「脳疲労」を起こすといわれています。
つまり、女性とのデートの場でスムーズに決断できるということは、それだけで、ストレス耐性が強いという、ある種の生命力のアピールにもつながるというわけです。

「どこに行く?」「何食べる?」「どう思う?」などなど話題が出たとき、多くの人は「どっちでもいい」と思いがちです。

確かに和食でも洋食でもいいし、買い物でも映画に行っても良いと、本心では思っているかもしれません。でもその心の裏には、どっちかに決めるというストレスから逃げたあなたがいます。
何もかも自分勝手に決めろというわけではありませんが、スマートさには「どっちでもいい」という答えは厳禁なのです。

3:先導
先導するという行動は、不慣れなまま相手を先導しようとすると、どうしてもぎこちなくなるもの。
だからこそ無理しておこなわなくてもいいよ……とは思いますが、スマートさを身に着けたいなら、先導する力は絶対必要です。

相手のペースや意見をどこまで尊重するかという点に目を向けてみれば、強引なリードにならないスムーズな先導を少しは楽に行えるかもしれません。

女性の意見やペースを100%尊重しようとすると、それは過剰と捉えられます。逆に自分ペース100%でリードしようとすると、強引な男と思われます。大体自分のペースを6割くらいにして相手と場をリードすると、スマートだなと感じさせることができるでしょう。

迷い×決断×先導
3つの要素の掛け合わせで、恋愛におけるスマートさは決まっていきます。
1つ1つ要素を分解すれば、あなたも少しずつ身につけられそうと思えてきませんか?

「イケメンに限る話だろ?」と文句を言われそうですが、そうではありません。
実はイケメンの部類に入る男性にも、一定数「顔がよくても振る舞いがダメすぎる男」というのが存在します。

彼らの成長過程を推測するに、元々顔がよく女性にそこまで困らない人生を送ってきたため、女性に対する振る舞いに磨きをかけるタイミングを逃している可能性があります。

イケメンだろうがフツメンだろうが、振る舞いは意識的に成長させることが
大事。ということが分かっていただけたでしょうか。
ぜひみなさんのデートシーンが、ステキでスマートなものになるよう祈っています。
(おおしまりえ)