2018年5月27日(日)、SURFACE(サーフィス)が豊洲PITでの公演をもって、再始動を果たした。

2010年6月13日、東京国際フォーラム ホールAでの『Last Attraction』公演で惜しまれつつも解散したSURFACE。
5月27日は記念すべきメジャーデビュー日(1998年、シングル『それじゃあバイバイでデビュー』)で、ファンには特別な1日。デビュー20周年のアニバーサリーイヤーの記念日に行われた再始動ライブは、ファンに贈られる最高のプレゼントとなった。

SURFACE解散後、ヴォーカルの椎名慶治はソロとして、ギターの永谷喬夫はコンポ―ザーとして、多くのアーティストやプロジェクト、アニメ、ゲームなどの音楽を手がけて別々の道を歩んできた。

5月27日、豊洲PITでの再結成ライブは、チケットは発売と同時に瞬時にソールドし、プレミアムチケット化。開場前からSURFACEの再始動を待ち望んでいた3,000人のファンの熱気で埋め尽くされた。

ライブの1曲目は2010年の解散時にファンとSURFACE自身への思いを込めて作った「CHANGE」からスタート。3,000人のオーディエンスは一瞬にして当時と変わらないSURFACEの世界観に引き込まれた。力強いパフォーマンス、二人でしかなし得ないハーモニー。この日に込めた二人の思いも熱く、ライブでの演奏とメッセージにその全てが込められていた。

椎名慶治「SURFACEです! 8年間も道に迷っちゃってさ……ただいま!」、永谷喬夫「8年の休みを経て20周年。いざ立ってみてさぁ、みんなの前に立ててよかったです」と、ライブでの第一声は興奮を隠さずに、ファンへの感謝の声だった。

ライブ中盤には、新曲「LIKE a CAT」をパフォーマンス(新曲は会場で販売されているメモリアルブックに封入)。
この再結成に向けて作った新曲は弾き語りの「ららら」から始まり、椎名が歌詞を、永谷がアレンジを仕上げて持ち寄り完成した楽曲。「出来上がった曲は、やっぱりSURFACEそのものだった」という、二人の新たなコンビネーションが気持ちいい。

続いてアニメ『まもって守護月天』のオープニングテーマ曲で、コロチキのネタでもおなじみの「さぁ」。後半戦は立て続けにアップテンポな楽曲を披露し、オーディエンスの興奮も最高潮に。デビュー曲でドラマ『ショムニ』の挿入歌である「それじゃあバイバイ」など、代表曲を惜しみなく披露し、3,000人ものファンはさらにヒートアップ。この日はダブルアンコールを含む計23曲をパフォーマンス。9月8日にマイナビBLITZ赤坂で、SURFACE初となる「永谷喬夫バースデーライブ」の開催が発表されるんど、ファンにとっては最初から最後までサプライズだらけのプレゼントとなったライブだった。

≪リリース情報≫
■椎名慶治
Album『-ing』
2018.06.16リリース
POCS-1698 / ¥3,000(税抜)

■永谷喬夫
Album『Heartbeat』
2018.05.27リリース
HWCL-16 / ¥3,000(税抜)

≪ライブ情報≫
【SURFACE LIVE 2018『FACES #1』】
2018年9月8日(土)東京・マイナビBLITZ赤坂

【SURFACE LIVE2018『HANDS ~one on one~』】
2018年9月21日(金)福岡・Gate's 7
2018年9月23日(日)岡山・MO:GLA
2018年9月24日(月・祝)京都・磔磔

【OTODAMA SEA STUDIO『summer triangle』】
2018年8月25日(土)OTODAMA SEA STUDIO
出演:永谷喬夫、椎名慶治、SURFACE

■SURFACE オフィシャルサイト
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