スマートウォッチといえば、まずApple Watchを思い浮かべる方も多いと思います。
しかしネックとなるのがそのお値段です。最新のApple Watch series 4は定価が45,800円(税別)!さらにブランドとのコラボになると15万円に迫るものもあります。
Apple Watchといえば、
・通話機能
・メッセージの確認
・音声アシスタントのSiri機能
・Apple Payを利用した支払い機能
・歩数や消費カロリー計測といったヘルスケア機能
など実に多機能です。
しかし、個人的には通話や支払いといったスマートフォンでできる機能はあまり必要ないのでは?と思っています。そうすればもう少し安くて、必要な機能だけが搭載されたデバイスを選択することができます。
そんな方にオススメの選択肢がスマートウォッチのお手軽版、「スマートブレスレット」です。(またはスマートリストバンド)
スマートウォッチのお手軽版「スマートブレスレット」
数あるスマートブレスレットの中から、今回はAmazon’s Choiceに選ばれている「Semiroスマートブレスレットv10」を購入して試してみました!
この製品の良い点はとにかく安いこと。Amazonにて4099円で購入したので、Apple Watchの実に1/10の価格です!
価格が手頃な割に
・着信やLINEなどの通知
・歩数、心拍数や睡眠データの計測
・タイマーやストップウォッチ
・携帯を探す
・座りすぎで通知
など実に多機能です。
Apple Watchに劣る点としては決済機能やSiriによる検索ができない点です。しかし先ほども述べたようにそれらはスマートフォンで代替できる機能です。
本体のバンドを外したところにUSB端子がついており、パソコン等に挿すことで直接充電が簡単です。フル充電までは約2時間で、数日駆動します。
スマートブレスレットの設定をするためのアプリ「H Band」はiOS(8.0以降)、Android(4.4以降)に対応しています。
紹介しきれないくらいたくさんの機能があるので、便利だと思った機能を厳選して紹介していきます!
基本的なヘルスケア機能
スマートブレスレットの最大の強みはなんといってもヘルスケア機能です。
装着している間は歩数、距離、消費カロリーを計測し、デバイス上で簡単に確認することができます。
さらに便利なものに、「座りすぎ防止機能」があります。仕事の開始時間と終了時間・そして連続して座ることで通知してもらう時間を設定できるので、長時間座って仕事をしている人にはオススメです。僕は60分に設定し、通知が来たら軽くストレッチをするようにしています。
座りすぎは血流の悪化や代謝の低下により死亡リスクが高まるという研究結果もあるほど、現代人の病やストレスの大きな原因のひとつとされています。
さらに歩数計測や心拍数計測・ランニングのデータ計測が気軽にできるので、つけているだけで健康意識が高まります。
メッセージの受信を通知
スマートフォンに来たメッセージの発信者とメッセージ内容をデバイスで確認することができます。
スマートウォッチのようにメッセージの返信まではできませんが、確認してからスマートフォンを使えば問題はないはず。
通知するアプリは選択できるので、SMSと着信だけ通知してLINEは通知しないといった使い方も可能です!
スマートフォンのカメラを遠隔操作
リストバンド上にカメラボタンを表示し、スマートフォンのカメラを遠隔から撮影することができます。ボタンをデバイス上に表示して押すか、またはブレスレットを付けた腕を回すことでもシャッターを切ることができます。
写真を撮ってくださいと頼むのが苦手な方には絶対必要な機能ですね…。
ただし普通のカメラアプリではなく、H Bandアプリ上の機能から「写真」を起動しなくては遠隔操作は使えないので注意が必要です!
【紛失防止】携帯を探す
アプリから「携帯を探す」をオンにするとスマートブレスレットのメニューに携帯マークが追加されます。その画面を長押しするとアプリがインストールされたスマートフォンから音が鳴ります。家の中でどこにスマートフォンを置いたか分からなくなる…ということが多い方はよく使う機能になるかもしれません。
使ってみて残念に感じた点
アプリや説明書の日本語がやや不自然なのが少し気になりました。
明らかに日本語ネイティブの人が書いた文章ではないなという印象でした。明らかにおかしいというほどではないのですが、理解しやすさに多少の差はあるかと思います。
また、手こずるというほどではないのですが操作性が少しだけわかりにくいところがあるかもしれません。慣れた今では問題なく扱えています!
まとめ
スマートウォッチは決済機能や検索・メール・通話などスマートフォンの機能を時計型のデバイスで使いたい人向けです。
ヘルスケアや通知の受信などを主に使いたい場合は、より安価なスマートブレスレットも選択肢に入れてみてください。
僕は安さだけでなく、気軽に詳細なヘルスケアデータを取得できるスマートブレスレットにとても満足しています。
(橋本ナオキ)