
2018年11月30日(金)・12月1日(土)の2日間に渡り、Crossfaithが『EX_MACHINA WORLD TOUR 2018 : JAPAN』が東京・新木場STUDIO COASTにて開催した。今年8月にリリースしたメジャー2作目のアルバム『EX_MACHINA』を引っさげたワールドツアーは、9月から10月にかけてUK含む欧州ツアーを終えたばかりだが、10月27日からはJAPANツアーが郡山・HIPSHOT JAPANよりスタートした。
新木場2日目のゲストはa crowd of rebellion。これは後のCrossfaithのパートのMCで判明したことなのだが、a crowd of rebellionのライブを初めて観たという観客が半数もいた中で、まさに1曲目から会場をヒートアップさせ、そのまま全速力で走り抜けた。
彼らがCrossfaithへの感謝と共に盛り上げた会場。興奮冷めやらぬ中、Crossfaithの登場を今か今かと待ちわびる、オーディエンス。SEが鳴った途端、ハンドクラップと共に観客の大群が前へ前へとまるで暴動のように押し寄せる。メンバーが登場し、1曲目の「Deus Ex Machina」が始まると、新木場コーストが縦に横にと揺れ始めた。
1曲目だというのに会場のボルテージは最高潮に達する。だが、ここが最高地点ではないことは言うまでもない。そこから畳み掛けるようにハードなナンバーの連発で、さらに新木場を揺らした。彼らの圧倒的なパフォーマンスに必死で食らいつくかのように観客も踊り狂う。
「おい新木場! 俺らの声が聞こえてるかー! やれるヤツどれくらいいるんだ!? かかって来れるヤツどれくらいいるんだ!?」とボーカルのKoieが叫ぶと、観客も大歓声で応えた。そして「Destroy」「Countdown To Hell」へと繋がっていくのだが、まさに地獄へのカウントダウンとはこのこと。



まだまだ彼らはその手を緩めることはない。「Crossfaithはこの曲がないと始まらないよな!」とKoieから一言。ライブではお馴染みのキラーチューン「Jagerbomb」が投下される。
ライブは中盤だがここに来て観客が作るサークルは最大級に。まさにカオス。混沌なる秩序がそこにはあった。
さらに音圧のシャワーを浴びせ続けるCrossfaith。最後はこの先のCrossfaithを導くために作ったと言う「Daybreak」にて本編は終了した。
まだまだお腹いっぱいにならないオーディエンス。鳴り止まない拍手の中アンコールへと突入。会場はさらに勢いを増して行く。
『EX_MACHINA WORLD TOUR 2018 : JAPAN』は12月15日(土)沖縄・ミュージックタウン音市場まで続く。新作アルバムのリリースから欧州ツアーを経てさらにパワーアップした彼らのパフォーマンスをぜひその目で確かめていただきたい。



≪ツアー情報≫
【Crossfaith『EX_MACHINA WORLD TOUR 2018 : JAPAN』】
2018年12月8日(土)広島・CLUB QUATTRO
2018年12月9日(日)福岡・DRUM LOGOS
2018年12月15日(土)沖縄・ミュージックタウン音市場



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