イ・ホンギ 行かなきゃいけないところがあるけど、ギリギリまでライブをするつもり/インタビュー後編

――【イ・ホンギ(FTISLAND)】インタビュー前編より

年末のソロライブには歌詞を覚えて来てほしい

――6曲目は、日本オリジナル曲「Thank you」です。これは、ファンの皆さんに向けた曲ですよね。


ホンギ:そうです。「みんなが僕の一番の味方になってくれた。だから僕もみんなの一番の味方になりたいんだ」って感謝の気持ちを歌にしました。昨年とか今年、いろんなことがあったじゃないですか、僕ら(笑)。でも、「めちゃ感謝してます」っていうのではなく、「僕たちは音楽でお返しする」って気持ち。これは、FTISLANDのツアーをやって感じた気持ちです。

――エキサイトミュージックのエキサイたん(中の人)が、FTISLANDのライブのあと、「ホンギはファンに何もかも話して、友だちみたいですよね(笑)」って、その関係をおもしろがっていたんですが、深い友情を感じる歌詞ですね。

ホンギ:僕は、ファンを友だちだと思ってるから。それ以上でも以下でもなくて。でも、なんでもしゃべれる友だちなの。芸能人って都合の悪いことは隠すってイメージじゃないですか。僕たち(FTISLAND)は、それが一番キライだから、隠すつもりはないんです。
だから、「僕たちはこういう人間だよ」っていつも正直に言ってる。そこに幻想は抱かずに、そのままの僕を見てほしいんですよね。

――7曲目は、「BONFIRE(Feat. dindin)」です。ディンディンさんは、仲良しのお友だちですよね。9月にリリースされたディンディンさんの「Insomnia」には、ホンギさんがフィーチャリング・ボーカルで参加していますし。

ホンギ:ディンディンさんは、ずっとラジオで共演していたんです。バラエティ番組にもたくさん出ているおもしろい人だから、ずっとラッパーじゃなくて、芸能人って意識でいて。間違ってました、俺(笑)。やってみて、「やっぱりアーティストだな」って思った。うまい! 「ここのラップ作って」って言ったら、1時間後にできちゃう。しかもできてきた歌詞は、僕の気持ちそのままだった。歌だと音符の上に乗せられる言葉が少ないじゃないですか。
言いたいこと全部を入れきれないんだけど、ラップだと言いたいことは全部言えちゃう。だから、僕の気持ちのすべてが、この歌詞の中に入れられた。ラップっていいですね、歌で言えないことも全部言えるの。

――8曲目はバラード、「YELLOW」です。

ホンギ:この曲、大好き! 実は、FTISLANDのために書いていた曲なんだけど、好きすぎて自分のソロ曲に入れちゃいました。

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――最後は、「GOOD NIGHT」です。この曲の歌詞は、日本でひらめいたとか。

ホンギ:そう。FTISLANDのツアーの移動の新幹線の中で(笑)。車窓から見えた景色がめっちゃキレイで、広島から大阪までの1時間くらいで書きました。ベースはILっていう後輩が書いた歌詞なんだけど、その景色を見たら、「あ、ILの詞にこの景色を加えたらステキになりそう」って思って。寝る前に笑顔になってほしいって気持ちを書きました。


――今年(2018年)もFTISLANDの活動のほかに、『PRODUCE 48』やドラマなど、たくさんのお仕事をしましたが、印象に残っていることは何ですか?

ホンギ:トルコで撮影をした『イタカに行く道』という音楽バラエティ番組かな。ロック歌手ユン・ドヒョンさんとハ・ヒョヌ(GUCKKASTEN)さんと旅をしたんだけど、行く先々でストリートライブをして動画に収めて、その再生回数で旅費が支払われるという番組。カッパドキアでは早朝にたくさんの気球が飛ぶんだけど、それが絶景で! 絵のような美しさで、めっちゃテンションが上がりました。僕も乗りたかったなぁ。でも、旅費がなくて乗れなかった(笑)。二人は大先輩だけど、同じロッカー同士だから、最高に楽しかったですよ。ロックバンドのチャットルームがあって、今も毎日連絡を取っています。

――韓国を代表するロッカーとの共演でしたね。夏にはユン・ドヒョンさんのYBなどが出演する、韓国のロックバンドフェス『ROCK STAR 2018 THE UNION』にFTISLANDが初出演しました。YB、Crying Nut、NoBrainといったバンドと一緒にフェスに出るなんて、胸が熱くなりましたよ(笑)。

ホンギ:ずっと一緒にやりたかったんだけど、昔は韓国曲にハードなロック曲がなかったから出られなくて……。やっと参加できる曲もできて、満を持しての参加です。
ユン・ドヒョン先輩が「どういうテーマでいくの?」って聞いてきたから、「ぶっ飛ばします!」って言ったんだ。最初から最後までハードな曲でぶっ飛ばしたから、「FTISLANDってこんな曲やるんだ」ってお客さんもビックリしてました。すごく楽しかったです。

――ライブといえば、年末には、ソロライブも開催されますね。

ホンギ:とりあえず、歌詞を覚えて来てほしいですね。「I AM(With CHEETAH)」の僕のパート、「I Am……」をみんなにやってもらおうかな?

――2019年は、ホンギさんにとってもFTISLANDにとっても、いろいろなことが待ち受ける年になりますが……。

ホンギ:そうですね。行かなきゃいけないところがあるからね(笑)。でも、まだいつまでできるかわからないんだけど、ギリギリまで俺らはライブをするつもりです!

――【マイ旬】イ・ホンギ(FTISLAND)は250人のチームをまとめるギルドマスター

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