
歌手や俳優、そして声優など、多方面で活躍する加藤和樹。この度、加藤が台湾・台北市の観光大使に就任(https://www.excite.co.jp/news/article/E1537355182426/)。PR活動の一環として、台北に渡り撮影を行った。今回撮影した写真はファミリーマートの「ファミマプリント」でオリジナルブロマイドとして販売を行い、大反響を呼んだ。近くて気軽に行ける台湾。その中心の台北は、歴史とアートに彩られた魅力的な都市だった。
空港から台北の中心部までは車で10数分の便利さ
台北に渡る前日、『Kazuki Kato Live “GIG” TOUR 2018-Ultra Worker-』のファイナル公演を行った加藤。ツアーに並行してミュージカル『タイタニック』の主演を務めた彼は、ツアー終了後もさっそく次の舞台の稽古が入っており、まさしくその合間を縫っての強行スケジュールとなった。だが本人は、約10年ぶりの台湾ということもあり、この日を心待ちにしていたそう。羽田空港に現れた加藤は前日までの疲れを感じさせない表情で、台北での撮影と、現地の方と触れ合うのがとても楽しみだと話してくれた。
台北・松山国際空港から台北の中心街までは5km程度、車で10~15分で到着と、近くてとても便利だ。空港には地下鉄MRTも乗り入れており、中心街までは乗り換えなしで行ける。また、台湾はタクシー料金が安く、空港から中心街まで700円程度。そんな交通の便の良さも台北の魅力と言えるだろう。

ロマンチックな景色のリバーサイド大稻土呈碼頭(ダーダオチェンマートウ)
淡水河畔の5番水門にある「大稻(土呈)埠頭」(※編注:(土呈)は正しくは一文字)は絶好の夕日鑑賞スポット。祝日には花火の打ち上げも行われる。
太陽の光を受けてキラキラと輝く水面、広い空には飛行機の姿も。そんな“映え”スポットには、ドレスとタキシードを着て撮影を行うカップルの姿が。台湾ではウェディング・フォトが流行っており、暑い夏を過ぎた今の時期に撮影が多く行われるそう。それでもこの日は24℃もあり、半袖でも、動くと汗がにじむほどだった。
我々もここで撮影開始。加藤和樹をデビュー時から撮り続けているカメラマンの源賀津己氏が今回帯同し、撮影を行った。
遊歩道に立ち並ぶ壁一面には見事なグラフィティが描かれており、ここも抜群の撮影ポイント!(トップ画像はそこで撮影) 夕日を眺めるのにも絶好の場所だろう。
●大稻土呈埠頭
台北市大稲堤
+886-2-2720-8889

「台北のマンハッタン」と称される「台北101」のある信義区
「台北101」はかつて世界で一番高かった、101階立てのビル。B1F~地上6Fまではショッピングモール「Taipei 101 Mall」になっており、様々なショップが並んでいる。B1Fのフードコートは好きなものを気軽に選んで食事ができるので、超おすすめ! 日本でも大人気のタピオカミルクティーはもちろん、モスバーガーには台湾限定の味のバーガーもあって、見ているだけでも楽しい。
「台北101」一帯は「新光三越」をはじめとする大手デパートが軒を連ねるラグジュアリーなエリア。夜にはライトアップされ、歩いているだけでワクワクする華やかさだ。
●Taipei 101 Mall
台北市信義市府路45号
+886-2-8101-7777
●三越百貨店信義新天地
台湾台北市信義区松寿路11号
+886-2-8780-1000

台北の新しいランドマーク北門(ペイメン)
今回の旅の目的の一つが、台北市のイメージキャラクター、熊讚BRAVO!(ブラボー)とのデート(!?)。加藤が台北観光大使に就任した際に行われた会見で初めて出会い、すっかり意気投合した二人。ブラボーの過剰な愛情に戸惑いつつも、ブラボーとの再会を心待ちにしている様子の加藤であった……(笑)。
台北駅から歩いて5分ほどのところにある「北門(承恩門)」は、清朝統治時代の城郭、台北府城にあった五大城門のうちの一つ。光緒10年(1884年)に完成した台湾の新式城門の代表作で、中華民国国定古跡に指定されている。
ブラボーを待ちつつ、撮影を行っていると、ブラボー到着の報せが。加藤の姿を見つけるや、駆け寄ってくるブラボー。そして、両手を広げ、ブラボーを迎え入れる態勢の加藤。しっかり抱き合い、再会を喜び合う二人であった……(脳内で素敵な音楽と共にスローモーション)。
●北門(承恩門)
台北市中正区忠孝西路1段


小籠包作りに挑戦
今回、現地メディアを招いて行なわれる記者会見にも出席。会場となった「點水樓」は台湾料理の五つ星レストランで、カラフルな小籠包が有名な高級店。加藤は台北市政府観光伝播局の陳思宇局長、エプロン&コック帽姿のブラボーと共に小籠包作りに挑戦する。
一皿に8個乗ったカラフルな小籠包は、普通の小籠包に加え、バジル小籠包、ピリ辛小籠包、XO醤小籠包、エビと糸瓜の小籠包、トリュフ小籠包、黒にんにく入り小籠包、蟹味噌の小籠包という珍しい種類がラインナップ。たくさん集まった記者を前に、シェフに教わり、具を皮で包んでいく。肉汁が外に出てしまわないよう、細かくひだを作っていくのだが、これがなかなか難しい作業で……ブラボーも両手をビニール袋で包んで小籠包作りのお手伝い……のはずが、加藤や陳思宇局長にちょっかいを出す始末(笑)。
無事作り終え、蒸し終わった小籠包が運ばれてきて、いざ実食。一つ一つ食べては、「好吃(ハオチー)」と、丁寧に味の感想を伝えていた。
加藤が観光大使を務める台北市は『2018 Feel Taipei ~台北の旅温度を感じる~』として、観光客を誘致するキャンペーンを実施。加藤は会見に応じ、「台北の人や景色が生み出す、心地いい温度を感じることができてうれしい。実際に足を運んで、多くの人に台北の魅力を知ってもらいたい」とアピールした。
●點水樓(大直店)
台北市中山區樂群三路299號3-5樓
+886-2-2312-3100

古い町並みが残る剥皮寮老街(ブォピーリャオラオジェ)
台湾を代表するパワースポット「龍山寺」。その周辺にも見逃せない観光スポットがたくさん。レンガ造りの建物が並ぶ「剥皮寮老街」もその一つだ。それぞれの建物は、ギャラリーとして利用されていたり、観光案内も兼ねた史料館になっていて、“映える”こと間違いなし!
ブラボーとの楽しいデートもここで終了。二人は別れを惜しむように手をつないで歩き、再会を約束して抱き合うのだった。
「再見!」
手を振り、別れてもなお、振り返るとこちらを見ているブラボー。まだ別れたくないとでも言うように、走って戻ってくるブラボー。たまらず駆け寄る和樹(ここだけあえての“和樹”呼ばわり)。……この寸劇、いつ終わるのだろうか(ブラボーはバイバイしてからが長い)。
●剥皮寮老街
台北市萬華區廣州街141號

■Feel Taipei オフィシャルサイト
協力:台北市政府観光伝播局