
BIGBANG・WINNER・iKON等の人気アーティストを多数擁するYG ENTERTAINMENT所属のガールズグループ BLACKPINKが、クリスマスイブの12月24日(月・祝)に、京セラドーム大阪にて「BLACKPINK ARENA TOUR 2018」のスペシャルファイナル公演 "SPECIAL FINAL IN KYOCERA DOME OSAKA"を開催し、ツアーを締めくくった。
7月の大阪城ホールから始まった今回のツアーは、自身初のライブツアーとなり、7月~8月の間に大阪・福岡、千葉と3都市7公演で7.5万人を動員。
クリスマスイブという大切な日をBLACKPINKと過ごそうと、会場には午前中より多くのファンが集まり、過去最高に盛り上がっている雰囲気のなか18時すぎにライブがスタート。今月リリースしたばかりの初のフルアルバム「BLACKPINK IN YOUR AREA」を引っさげてのコンサートとなった本公演。1曲目は、YouTubeの「今年、世界で最も多く再生されたK-POP公式ミュージックビデオ」のランキングで1位獲得したヒット曲「DDU-DU DUU-DU」から始まり、2曲目には、最新アルバムに初収録され、日本語verで初披露となる、キットカット45周年テーマソング「FOREVER YOUNG」と続けてパフォーマンス。センターステージでのMC第一声は「メリークリスマス!大阪~!」とジェニーが発すると、アリーナから最上階席まで満席となった会場は割れんばかりの歓声で包まれた。


これまでの公演でも見どころの一つだったソロステージでは、LISAは魅惑的なダンスを、ROSEはピアノにあわせてThe Beatles「LET IT BE」などをカバー。JISOOは前回ツアーと曲目を変え、中島美嘉「雪の華」を歌い上げた。最後に11月12日(月)にソロとしてもデビューしたJENNIEは、デビュー曲「SOLO」を日本初披露。韓国主要8つの配信サイトにて1位を記録したほか、世界40ヶ国のiTunesで1位、ついにはワールドワイドiTunesソングTOP200チャート首位をも獲得し、現在も注目を浴びている。クセになるメロディとダンスに観客が釘付けとなっていた。
さらに、メンバーがこの日のために特別に用意したのはクリスマススペシャルステージ。
ライブ後半には、先輩グループのBIGBANGのV.I.が映像で登場したり、メンバー自身がファンとしてコンサートを見に行ったことがキッカケとなったデュア・リパとの楽曲「Kiss and Make Up」の披露、またWonder Girlsのヒット曲「SO HOT」のリミックスカバーなど、コラボレーションの幅を感じることのできるパートも。


最新アルバム「BLACKPINK IN YOUR AREA」に収録の「REALLY」「SEE U LATER」の日本語ver.も初パフォーマンスとなり、会場が盛り上がるなか、ラストはデビューからの人気曲「BOOMBAYAH」や「PLAYING WITH FIRE」「AS IF IT'S YOUR LAST」で会場全体が最高潮へ。最後は、「こんな大きな会場でたくさんの皆さんに来てもらえるとは思っていませんでした。これからもこんなBLACKPINKをよろしくお願いします」と締めくくった。
その後、観客によるアンコールの掛け声は、BLACKPINKのバラード曲「STAY」の大合唱に変わり、会場の照明がつくとメンバーがのったトロッコがアリーナ席の外周へ。スタンド席の観客へボールやプレゼントを投げ入れるサービスで再びヒートアップ、初出しとなる「WHISTLE -REMIX-」でステージに戻り、再び、代表曲「DDU-DU DDU-DU」を歌唱。その後「ラストの曲です!」と次へ進もうとしたとき、突然、スクリーンにサプライズで映像が流れびっくりするメンバー。

“to BLACKPINK from BLINK JAPAN(BLACKPINKのファンクラブの呼び名)”という映像は、BLACKPINKに対する感謝の映像となっていて、最後、メンバーが客席を振り返ると、客席一面、ハート型のスローガンを観客が掲げている光景が。感動して涙ぐむメンバーも「どうやって準備したんですか?」「このまま次のSTAY歌ったら私達泣いちゃいますよ」とコメントするなど、ファンと支え合う感動の初ドーム公演となった。
■BLACKPINK オフィシャルサイト