スズメバチの活動時期は要注意! 個人で巣を駆除するのはとても危険!

スズメバチの活動時期は要注意! 個人で巣を駆除するのはとても危険!

熱さのピークも過ぎてくると、次第に蜂を見かけることは少なくなります。しかし、スズメバチの活動時期は夏までではなく、秋になっても活発に活動していることもあるのです。そのため、おとなしいと勘違いをして駆除しようとすると、大変な目にあうかもしれません。

このコラムでは、スズメバチの活動時期から巣を安全に取り除くときのポイント、巣作りを防止するコツなどをご紹介いたします。スズメバチの活動時期を知ることは、安全に駆除するためには欠かせないポイントです。

スズメバチの活動時期は春から秋。攻撃性は秋まで高いまま!


刺されるといった危険性から身を守り、安全に駆除するためには、スズメバチの活動時期を知っておく必要があります。スズメバチの種類によっても多少の違いはありますが、それぞれの活動時期は決まっているようです。

スズメバチの活動時期は要注意! 個人で巣を駆除するのはとても危険!


■春になると活動を始める
越冬した女王蜂が巣を作り始めるのは、4月上旬から6月上旬にかけてのようです。その時期は、女王蜂のエサとなる昆虫も草むらなどに出始めます。女王蜂は巣を作りながらエサを食べ、産卵をしていくようです。

■夏から秋にかけて活動も攻撃性も活発になる
スズメバチの攻撃性が最も高くなるのは、梅雨が終わる7月上旬から残暑が厳しい9月の秋分の日ごろにかけてです。7月上旬になると、女王蜂が生んだ卵がふ化を始め、働き蜂へと成長していきます。

働き蜂の増加とともに巣はどんどん大きくなっていき、たくさんのスズメバチが飛ぶようになるでしょう。この頃になると、秋にかけてエサとなる昆虫が減るため、スズメバチがより攻撃的になるようです。

冬になると女王蜂だけが越冬をする
冬に向けて越冬の準備が進み、新しい女王蜂も誕生します。スズメバチは女王蜂だけが越冬をするため、働き蜂などの蜂はすべて死んでしまうようです。越冬をする女王蜂は、枯れ木などの寒さをしのげる場所で冬を越します。

スズメバチの活動時期は要注意! 個人で巣を駆除するのはとても危険!


スズメバチに刺されないようにするには


攻撃的で有名なスズメバチは、巣を刺激していなくても近づいただけで襲ってくることもあります。もしスズメバチの巣が近くにあるようなら、刺されないための対策をしておきましょう。

■巣に近づかない
スズメバチに限らずほとんどの蜂が巣に近づいたり、刺激したりしてしまうと襲ってきます。攻撃の仕方は蜂の種類によっても違いますが、むやみに近づいてしまうと基本的には襲われると考えておきましょう。

ミツバチなら大群で、アシナガバチならしつこく追ってくるなどさまざまです。なかでもスズメバチの活動時期はとくに凶暴で攻撃的になっているため、巣を見つけたときは近づかないようにしてください。

■黒いものや色が濃いものを身につけない
スズメバチに限らず蜂は黒や濃い色に反応して、襲ってくることがあります。昼間の明るい内なら黒に、夜であれば白い衣服を着用しているとスズメバチを呼び寄せやすくなってしまうようなのです。

そのため、蜂のいそうな場所や駆除作業をするときには、着用する衣服の色に注意しましょう。また、蜂がなぜ黒や濃い色に反応を示すのかは、諸説あるとされています。その中でも蜂の天敵となるクマや人間の毛の色・目の色が、黒いからという説が有力とされているようです。

■匂いの強いものを身につけない
蜂は甘い匂いや強い匂いにつられて、近づいてくる習性があります。そのため、香水や整髪料、ボディークリームなどをつけていると、スズメバチを呼び寄せてしまうおそれがあるのです。巣が近くにある場合や駆除するときなどは、できるだけ匂いのない状態にしておくようにしてください。

■威嚇をされたら静かにゆっくり逃げる
スズメバチの威嚇の仕方を知っておくのも、身を守るためには必要です。スズメバチが威嚇をするときは、アゴをカチカチ鳴らしたり、羽を動かしてブーンという音を出したりします。スズメバチが威嚇をしてきたら、怖いからといってあわてて走って逃げてはいけません。悲鳴もあげないほうがよいです。

悲鳴をあげたり、走って逃げたりするとスズメバチを刺激することになります。スズメバチが威嚇をしてきたら、刺激しないようにできるだけ音をたてずにゆっくりその場から立ち去るようにしてください。

スズメバチに刺されたら迅速な対応が肝心


スズメバチの活動時期に巣に近づくと攻撃されるということを知っていても、うっかり巣の近くを通ってしまい刺されることがあるかもしれません。そのため、もしもに備えて刺されたときの対処法を知っておくことも大切です。

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■スズメバチの毒は死亡例もあるほど危険
スズメバチの毒には、いろいろな成分が含まれています。その成分が人間の体内に入ると刺された場所が傷みやかゆみを伴って赤く腫れたり、アナフィラキシーショックなどの症状を引き起こしたりするのです。

アナフィラキシーショックになると、異常な血圧低下や呼吸困難、けいれんなどの症状がでて、最悪の場合死に至ることもあります。このような症状が引き起こされるのは、体の中に入ってきた毒に対して免疫が異常に反応するためです。

■スズメバチに刺されたときの対処法
もし刺されたときは、できるだけ早く病院にいき適切な治療をしてもらうようにしてください。自分で病院にいくことができないときは、救急車を呼ぶようにしましょう。蜂の持つ毒は想像以上に強力なため、すぐに症状がでないからといって安心してはいけません。人によっては、刺されて15分後には心停止していたなんてこともあるようなのです。

また、スズメバチが多く生息する山の中を歩いたり、自力で巣を駆除しようと考えたりしているかたは、念のため毒を吸いだす器具を持ち歩くとよいかもしれません。ただ、器具で毒を吸い出したとしても、刺されたときは必ず一度病院へいくようにしてください。

スズメバチを自力で駆除するには限界がある。見極め方と駆除方法


スズメバチの巣は活動時期になると、増々大きくなっていきます。大きな巣には、1,000匹以上のスズメバチがいることもあるようです。しかし、巣を放置するとスズメバチによる被害が拡大するおそれがあるため、駆除したほうがいいでしょう。

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〇自力で駆除できるかをまず見極めよう

スズメバチの毒は強力なため、自力で駆除するのはとても危険です。万全の安全対策を準備できないようなら、自分で駆除するのはおすすめできません。しかし、万全の安全対策ができて巣の大きさが10cm程度であれば、自分でスズメバチを駆除することもできるでしょう。作り始めの小さい巣なら、蜂の数も少なく女王蜂しかいないこともあるためです。

〇スズメバチを駆除するための準備とタイミング

スズメバチの駆除はとても危険です。そのため駆除に取り掛かる前に、以下の服装と道具を準備することが大切です。

防護服・手袋・頭をガードできるもの・長靴……スズメバチの針を通さないような丈夫な防護服を準備、手袋や長靴のすき間からスズメバチが入ってこないようにガムテープで留めておくと安心

殺虫剤……スズメバチ専用のものを使うとより効果的

ハサミ……高い場所に巣があるようなら高枝用の剪定バサミがおすすめ

照明器具……蜂は光に向かって飛んでくる習性があるため赤いセロハンを被せておくとより安全

ガムテープ……巣の出入り口をふさいだり防護服のすき間を止めたりするのに便利

ゴミ袋……駆除する巣よりも大きめのゴミ袋を準備

トング……スズメバチの死がいを回収するのに便利

すべての道具を準備ができたら、日が沈んだタイミングでスズメバチの駆除を始めます。日が沈むとほとんどのスズメバチは巣に戻ってくるため、まとめて駆除しやすいです。

〇スズメバチの巣を駆除する方法

駆除作業をするときは、風上から3mほどの距離まで巣に近づき、殺虫剤を数十秒吹きかけます。このとき、何匹ものスズメバチが飛んできますが、ひるまずにがんばりましょう。殺虫剤を吹きかけたら、その場を離れてしばらく様子をみます。

飛んでいるスズメバチがいなくなったら、ハサミなどを使って巣をゴミ袋の中に落としてください。ゴミ袋に巣を入れて、周りで死んでいるスズメバチを回収したら駆除の完了です。ちなみに、蜂は死んでいても針を出して刺すことがあるようなので、死がいの回収はトングなどを使うと安全です。

スズメバチの巣を作らせないためにできること


攻撃的になるスズメバチの活動時期に巣を駆除するのは危険ですから、できれば巣を作らせないようにしたいですよね。巣を作らせないようにするためには、スズメバチが好んで作りやすい場所を把握しておくことが重要です

〇スズメバチが巣を作りやすい場所
スズメバチは天井裏や土の中など、雨風の影響が小さい場所を好んで巣を作ります。雨風の影響を直接受ける場所に巣を作ると、すぐに壊れてしまうからです。そのため、屋根や壁があるような場所は、スズメバチにとって巣を作りやすいことが多いです。

〇スズメバチの巣の対策方法

スズメバチの巣を自宅に作らせないようにするためには、蜂を家に寄りつきにくくしなければなりません。巣を寄りつきにくくするためには、以下の方法があります。

(1) 巣を作りやすそうな場所に蜂が嫌いなにおいや成分を含む液体をかけておく

(2) 女王蜂を見つけたら、巣を作る前に殺虫剤で殺す

(1)については、一定の時間が経つと雨風で効果が弱まりますから、定期的に液体をかけましょう。(2)については、巣を作る前に女王蜂を見つけるのは難しいかもしれません。巣を作られてしまい、自分で巣を駆除するのは危険だと感じたら、業者に相談してみるとよいでしょう。

まとめ


スズメバチに刺されると重症になることもあり危険です。とくにスズメバチの活動時期である夏から秋までは攻撃的になりますので、うかつに巣に近づいてはいけません。スズメバチを刺激するような濃い色の服装をしたり、強い匂いがするものを体につけたりするのも控えるとより安全です。

スズメバチの活動時期は要注意! 個人で巣を駆除するのはとても危険!


庭などでスズメバチを見かけたら、自宅に巣を作っているかもしれません。巣を自力で取り除いたり探したりするのは危険ですから、安全のため業者に依頼することを検討してみてください。スズメバチの巣が駆除されれば刺される心配がなくなり、安心して生活することができるでしょう。

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