佐藤流司×仲万美がロミオ×ジュリエットに扮し、激しく共鳴しあう破壊的舞台『R&J』開幕

RyujiとしてバンドプロジェクトThe Brow Beatの活動も行っている人気俳優・佐藤流司と、世界的ダンサーとして活躍した仲万美がロミオとジュリエットを演じる「Rock Opera『R&J』」が開幕。これに先駆けて行われた囲み取材とゲネプロに、脚本・演出家の鈴木勝秀氏、エキセントリックな神父を演じる陣内孝則と共に臨んだ。

公演に向けて通し稽古をすでに15回程度行ったということで、佐藤は「準備万全」と意気込み、今回が初舞台となる仲は「昨日劇場入りしまして、不安になるかと思ったのですが、ますます興奮してしまって。初日からは落ち着いて、私なりにできたらいいなと思っています」と度胸を見せた。

そんな二人を陣内と鈴木氏は頼もしく思っているようで、「バンちゃん（仲）はマドンナとツアーをまわっていた人だからすごいです。勘もいいし、歌も染みる。流司くんはとにかく達者。素晴らしい俳優さんだと思います。僕なんかは顔のよさと人間性だけでやってきたんですけど（笑）」（陣内）、「佐藤のような強いハートを持っている若者に出会えて、僕は本当によかった」（鈴木氏）とコメント。続けて鈴木氏は、「その二人が最後に並んで立っているのを見ると、何をするわけではなく、ただ立っているだけなのに、劇場全体が震えるような……。そういったものはなかなか見れない。よくここまで上がってきたなと思う」と、強力なキャストと初日を迎える喜びを語った。

「設定は近未来で、好き勝手に変えさせていただいております。難しいことはいっさいなし！」（鈴木氏）という、ロックでアナーキーな「Rock Opera『R&J』」は6月14日より上演。
（撮影／田上知枝［スチール］、川原祐亮［ムービー］）

作品概要

Rock Opera『R&J』
【東京公演】2019年6月14日（金）～23日（日）日本青年館ホール
【大阪公演】2019年7月4日（木）～7日（日）森ノ宮ピロティホール

原作：ウィリアム・シェイクスピア
脚本・演出：鈴木勝秀
音楽：大嶋吾郎

キャスト：佐藤流司　仲 万美
藤田 玲　諸星翔希　田淵累生　オレノグラフィティ　山岸門人
平井琴望　寺山武志　冨田昌則
AKANE LIVE　コング桑田
陣内孝則　他

主催：ネルケプランニング

チケット料金：9,500円（前売・当日共／全席指定／税込）

ストーリー
ロミオ「一目惚れって信じる？」
ジュリエット「信じる！」

AIがほとんどの労働を担う時代。
人々は退屈していた。
そして巨大都市の若者は、“グルッパ（不良）”と“ビアンカズーリ（警察）”に分かれて対立した。
抗争という名の、命を賭けた暇つぶし。
対立の中で出会う、グルッパを率いる「ロミオ」と警察官の娘「ジュリエット」。
一目惚れして、恋に落ちて、行き着く先は、沙翁（さおう）＝シェイクスピア 任せ。

ロミオ「一目惚れって信じる？」
ジュリエット「信じる！」

オフィシャルサイト

https://rockopera-rj.com/