藤ヶ谷太輔、ミュージカル初挑戦 『ドン・ジュアン』で快楽を求め、愛を貪るプレイボーイ役

数多の女たちを魅了し、快楽を求め、愛を貪る、スペイン・アンダルシア地方・セビリアの稀代のプレイボーイを藤ヶ谷太輔が演じる、ミュージカル『ドン・ジュアン』。公演初日に先がけ、同作の公開ゲネプロと囲み取材が行なわれ、主役のドン・ジュアンを演じる藤ヶ谷太輔、ドン・ジュアンと恋に堕ちる彫刻家役の蓮佛美沙子、ドン・ジュアンの父親役である鶴見辰吾、そして本舞台の潤色・脚色を務めた生田大和が出席した。


藤ヶ谷はミュージカル初挑戦にして座長を務める。「何もかもが初めてなので、大変です。でも、周りに“ミュージカル百戦錬磨”の方々がたくさんいらっしゃるので、わからないことは聞いて、支えてもらいながら初日を迎えられました」と素直な気持ちを語った。

それに対し鶴見は、「彼は真面目だから言わないけど、彼は誰よりも最後まで稽古場にいて、みっちり歌の稽古を繰り返して、主役たる振る舞いを堂々としていました」と高く評価した。さらに、「僕が彼ぐらいの年齢のときは、“リアルドン・ジュアン”でした（笑）」と、モテ男ぶりをアピールし、笑いをさらった。


また、最後の稽古の日に打ち上げをしたそうで、藤ヶ谷がお店の手配から、キャスト陣のテーマであった“夏を取り戻す”を実現すべく、すいか割りを提案。自らその準備も進めたと笑顔で明かした。記者から「支払いは？」との質問が飛ぶと「まあまあ、そこは……座長としてやっているので、支払いくらい。支払いとすいかの準備くらいは」と、照れくさそうに話していた。

プレイボーイ役ということで、ラブシーンも多いが、藤ヶ谷は「キスシーンもあったりするので、ファンのみんなは嫉妬する場面もあるかもしれませんが、観終わったあと、『私もドン・ジュアンに抱かれたい』と思ってもらえればな、と。抱かれるような気持ちで観に来てください！」と語りかけた。

ミュージカル『ドン・ジュアン』は、9月18日までTBS赤坂ACTシアターで、そして会場を移して、10月1日～10月5日に愛知・刈谷市総合文化センター アイリス 大ホールで上演される。

公演情報

ミュージカル『ドン・ジュアン』
2019年8月30日（金）～9月18日（水）東京・TBS赤坂ACTシアター
2019年10月1日（火）～5日（土）愛知・刈谷市総合文化センター 大ホール

作詞・作曲：フェリックス・グレイ
潤色・演出：生田大和（宝塚歌劇団）

出演：藤ヶ谷太輔 / 蓮佛美沙子
平間壮一　上口耕平　恒松祐里
吉野圭吾　大石裕香　春野寿美礼
鶴見辰吾

アンサンブル（50音順）：風間無限　鹿糠友和　仙名立宗　高瀬育海　俵和也　西田健二　MAOTO　宮垣祐也　渡辺崇人　弓野梨佳　小石川茉莉愛　島田友愛　鈴木百花　谷須美子　則松亜海　花岡麻里名　平井琴望　松島蘭

料金：S席13,000円、A席9,000円
※未就学児入場不可

問い合わせ：梅田芸術劇場（TEL. 0570-077-039 / 10:00-18:00）

オフィシャルサイト

https://www.don-juan.jp/