THE RAMPAGE・陣&RIKU「最高のひと時でした」 VJを務める番組イベントが大盛況で終幕

スペースシャワーTVによる新イベント『LIVE YEAH!!! vol.1』が10月28日にパシフィコ横浜 国立大ホールにて行われた。同イベントはチュートリアルと陣&RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)がVJを務める番組「ライブを100倍楽しむLIVE YEAH!!!」から派生した催し。当日はチュートリアルの福田充徳と陣&RIKUが司会進行を務め、過去番組に出演実績もあるTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE、KREVA、まるりとりゅうが、SPiCYSOLが出演した。各組全く音楽性やジャンルは異なれど、ライブが魅力のアーティスト群だけあり、各々独自の音楽性や歌、パフォーマンスにて満場を惹き込み、魅了していっていたのも印象深い。

まずは開演前。サプライズでRIKUによる影アナが場内に流れ出す。実際に生で喋っているのだろう。時々あえて噛ませている。和みや笑いを交えた注意事項を伝え終えると場内をひと煽り。会場が温まっていく。

荘厳なSEが流れ出しイントロデュースのアナウンスに乗り、司会の福田、RIKU、陣の3人がステージに現れる。この日はお客さん側も全国各地から足を運んでいた。なかには九州や札幌から来られていたほど。大歓声と祝福の拍手に「恥ずかしいを飛び越えて気持ちいい」とRIKU。「2人のファンばかりだったらどうしようかと思ったけど、俺にも声援があってよかった」と笑う福田。この日の出演者はみな、過去に番組にゲスト出演してきた方々ばかりであることが陣より改めて告げられる。
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港町横浜、しかも海に面した会場というシチュエーションもあり、どこか潮の香りをライブと共に目と耳で感じさせてくれた一番手のSPiCYSOL。1曲目の「Traffic Jam」から景色感のある光景へと誘っていく。心地よくたゆたう場内。同曲では歌詞の一部に「横浜」を織り交るサービスも。続いてファンキーなカッティングとメローさも印象的であった「Mellow Yellow」、親友に感謝を込めて作った歌だという「Coral」ではRIKUもデュエットとして登場。サックスのムードもいい感じのなか、メローな歌を響かせていく。事後の話では、「緊張して足が震えていた」「練習は一度しかできなかった」と語ってはいたRIKUだが、全く遜色ない堂々とした融合のように映った。
THE RAMPAGE・陣&RIKU「最高のひと時でした」 VJを務める番組イベントが大盛況で終幕
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ここからは司会にHC(ハッピーコーディネーター)野津山幸宏も加わる。ここで同イベントでの各人の担当の紹介が。まずグッズ担当はRIKU。グッズ各種の種類から材質、デザインをも担当した。対してステージ担当は陣。オープニングや入りの演出は彼のアイデアが活かされたものであった。また、ケータリング担当は福田。楽屋に用意された食事は昼夜全て彼のチョイスによるもの。ちなみにこの日の昼は中華、夜はグリーンカレーやハンバーグ等であったと写真付きで説明。どれもとても美味しそうで場内のよだれを誘った。また、先述のグリーンカレーはSPiCYSOLのメンバー特製のもの。こちらもそのメンバー当人がふるまっている、様(さま)になっている写真と共に加えられる。
THE RAMPAGE・陣&RIKU「最高のひと時でした」 VJを務める番組イベントが大盛況で終幕

続いては「まるりとりゅうが」が登場。鍵盤サポートとトラックをバックにアコギと歌にて満場を魅了した彼ら。まるりはこの日、唯一の女性アーティストでもあった。彼ら史上最も広い会場でもあった、このパシフィコ横浜。にも関わらず、しっかり堂々と自分たちの歌やハーモニーを隅々にまで届けてくれた。
THE RAMPAGE・陣&RIKU「最高のひと時でした」 VJを務める番組イベントが大盛況で終幕
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まずは「気まぐれな時雨」にて、その凛とした切ないまるりの歌声に、りゅうがの柔らかい歌声が重なる。続いての2人揃いハンドマイクにて歌った「君と見たい景色」がライブを走り出させれば、「失恋の歌が多い自分たちには珍しくハッピーエンドな曲」との紹介から入ったウェディングソングにも響く「はじまりの唄」、最後は発売されたばかりのミニアルバム『お見知りおきを』からRIKUもフェイバリットだと後に語った「わけじゃない」が感情移入たっぷりに力強く切なく、その歌声を会場いっぱいに染み渡らせていった。
THE RAMPAGE・陣&RIKU「最高のひと時でした」 VJを務める番組イベントが大盛況で終幕
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中盤からは司会に菅沼ゆりも加わる。ライブを終えた直後のまるりとりゅうがを相手に、「初めて買ったCD」の話に。ちなみにまるりは次に登場するKREVAを中学生の頃、親と一緒に観に行ったのが初だという。そして彼の代表曲「音色」を一節歌うサービスも。他にはRIKUは三浦大知。ここでも一節歌唱を。それに負けじと陣もラップのフリースタイルを披露。これらのサプライズに満場から大歓声が上がる。
THE RAMPAGE・陣&RIKU「最高のひと時でした」 VJを務める番組イベントが大盛況で終幕
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そのKREVAはバンド+DJを従えたフルセットで臨んだ。「今年は自分もソロデビュー15周年。ライブでイエーって言いに来たんだろ?」と場内を煽り、盛り上げていく。まずは「パーティはIZUKO? ~2019 Ver.~」が会場に躍動感を寄与。パーティーへと誘えば、「待ってるだけじゃなく楽しんでいかないと」と、重いザックザックなギターも印象的な「基準 ~2019 Ver.~」、また「無煙狼煙」ではアグレッシヴなパフォーマンスで会場をグイグイ惹き込んでいく。対して、ゆったりとしたバックの上、会場のサビでの大合唱と共に完成させていった「Na Na Na ~2019 Ver.~」、躍動感のあるサウンドに乗せラップした「敵がいない国」。ラストはメローに「音色 ~2019 Ver.~」が満場を魅了し、ライブ中の「今日は日本で一番上手いラッパーと出会えて良かったね。明日からラッパーを見る基準が上がるから」のMCをまさに実感させてくれた。
THE RAMPAGE・陣&RIKU「最高のひと時でした」 VJを務める番組イベントが大盛況で終幕
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事前に集めた会場からの質問に答えるコーナー「Q&yeah!」を経てトリのTHE RAMPAGEの登場を待つ。
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ステージのセットが一切取り払われフラットになった舞台にトリのTHE RAMPAGEの16人が現れた。「ワンマンでは味わえない自分たちらしさを伝えるためにあえてこのセットで挑む」とライブ中に語り、それを実践してくれた彼ら。イベント翌日はちょうど彼らの2ndアルバム『THE RIOT』のフラゲ日。まずは同作にも収録されている、その壁を飛び越えろと強く歌われる、映画「HiGH&LOW THE WORST」の劇中歌「SWAG & PRIDE」で幕を開けた彼ら。「The Typhoon Eye」以降、土着的なアフロビートが血湧き肉踊らさせた「Fandango」、トラップミュージックが会場をもっと一つになろうと誘った「LA FIESTA」の3曲がメドレーで贈られる。
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ライブ初披露となった「Move the World」が、その躍動的で滑らかなダンスで会場を惹きつければ、対照的に切なさを広げた英語詞の「All day」にてシルキーなボーカルを楽しませてくれ、「WELCOME 2 PARADISE」ではこれまでのモブなスタイルから、ブロックやラインのフォメーションにて、オリジナリティ溢れるダンス&パフォーマンスを堪能させてくれた。
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MC部ではあえて陣とRIKUに花が持たせられる。「初のVJが出来て楽しい」と陣、「普段出来なかったことができて嬉しい」とRIKU。双方番組における自身の充実度を語ってくれた。
THE RAMPAGE・陣&RIKU「最高のひと時でした」 VJを務める番組イベントが大盛況で終幕

後半はまさに魅了していくナンバーが連射された。「ELEVATION」の4つ打ちのリズムと楽曲が持つ躍動性にて場内にバウンスが起これば、ファルセットを交え歌った「DOWN BY LAW」、会場を引き連れていくかのような「Dream On」、ラストは「Shangri-La」が会場も一体にするべくタオル大旋回の壮観を生んだ。
THE RAMPAGE・陣&RIKU「最高のひと時でした」 VJを務める番組イベントが大盛況で終幕
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ライブが終わり、再びステージに司会陣が。「最高のひと時でした」と陣、「またみんなで一緒にやりたい」とこのイベントで確かな手ごたえを感じたと思しきRIKU。「応援してくれた方々ありがとう。また第二回三回とやっていきたい」と大役を終えた福田が笑う。

そんなこの日の模様は11月29日(金)22時からスペースシャワーTVで放送予定だ。
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こうして栄えある第一回目は大成功にて幕を閉じた。ホール、大会場、ジャンルも多岐に渡っていたうえに、お客さんの層も広かったのも印象深かった今回のイベント。「スペースシャワーTV主催のライブイベント」と聞くと、スタンディングやフェス向けのラインナップや、お客さんもライブ好きが集う印象が、これまでは強かったのだが、それらとはまた違い、いい意味で今回はそれらを裏切り、従来とは違った層の方々が集い、楽しみ、堪能していたのも印象深い。会場然り、ラインナップ然り、幅広い層の来客しかり、タイプの全く違うアーティスト同士の融合然り……様々な意味でスペシャの新しいタイプのイベントが始まった予感がした。その胎動の心地良さを胸に、帰路、早くも第二回、第三回のこの「LIVE YEAH!!!」へと胸を躍らせている自分が居た。

取材・文/池田スカオ和宏 撮影/渡邉一生

<セットリスト>
SPiCYSOL
SE Easy -Interlude-
1.Traffic Jam
2.Mellow Yellow
3.Coral
4.After Tonight

まるりとりゅうが
1.気まぐれな時雨
2.君と見たい景色
3.はじまりの唄
4.わけじゃない

KREVA
1.パーティはIZUKO? ~2019 Ver.~
2.基準 ~2019 Ver.~
3.無煙狼煙
4. Na Na Na ~2019 Ver.~ 
5.敵がいない国
6.音色 ~2019 Ver.~

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
1.SWAG & PRIDE
2.The Typhoon Eye
3.Fandango
4.LA FIESTA
5.Move the World
6.All day
7.WELCOME 2 PARADISE
8.ELEVATION
9.DOWN BY LAW
10.Dream On
11.Shangri-La

オンエア情報


LIVE YEAH!!! vol.1
<出演>
MC:福田充徳(チュートリアル)、陣&RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)
HC(ハッピーコーディネーター):野津山幸宏
LIVE ACT:THE RAMPAGEfrom EXILE TRIBE / KREVA / SPiCYSOL /まるりとりゅうが
初回放送 11/29(金)22:00~
https://www.spaceshowertv.com/program/special/1911_liveyeah.html

プレゼント応募要項


THE RAMPAGE・陣&RIKU「最高のひと時でした」 VJを務める番組イベントが大盛況で終幕

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LIVE YEAH!!! vol.1 キーワード【7】は「になりましたが」


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応募受付期間:2019年11月23日(土)~12月7日(土)18:00まで

<注意事項>
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※当選者様へは、エキサイトニュースアカウント(@ExciteJapan)からダイレクトメッセージをお送りいたします。その際、専用フォームから送付先に関する情報をご入力いただきます。
※当選した方に入力いただく情報はエキサイト株式会社がプレゼント発送に使用するものです。また、提供された個人情報は、同社サービスに関する連絡に限定して利用されます。
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(エキサイトニュース編集部)

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