五輪アスリートたちが投げかけた望まない競争とは #NOCOMPETITIONに込められた意味

五輪アスリートたちが投げかけた望まない競争とは #NOCOMPETITIONに込められた意味

半年後に迫った東京五輪。準備が着々と進められ、期待も高まる中、いま、出場予定の女性アスリートたちが「#NOCOMPETITION 美は #競争ではない」というSK-IIのキャンペーンに参加しているのをご存じだろうか。

五輪・卓球において2大会連続でメダルを獲得している石川佳純もその一人だ。
石川は自身のInstagramアカウントで「成功すればするほど、プレッシャーや周囲の大きな期待から自分自身の力が本物かを疑ってしまう時があります。私は今まで、これらに応えようと、常に自分自身と戦っていた気がします」と投稿した。

一見、常に競争の中に身を置き、活躍しているアスリートとは思えない発言にも感じられるが、その背景には世界の女性をとりまく社会的な課題がある。

望まない競争を乗り越えた実体験をアスリートが投稿


SK-IIがなぜこのようなキャンペーンを打ち出したのか? 同社は東京2020オリンピックのパートナーになるにあたり、現代の女性たちが、望まないにもかかわらず「美しさに対する競争」にさらされているという社会的な課題を提唱。そうした「美しさに対する競争」に影響を与えてきた責任の一端を担うビューティーブランドとして、女性たちのプレッシャーを増幅させるのではなく、女性たちを望まない美の競争から解放していくとことを決めたという。
キーワードは「#NOCOMPETITION 美は #競争ではない」。ここには、五輪に出場するアスリートたちのストーリーを通して、大きなムーブメントを起こしていきたいという狙いがある。根底にあるのは、全世界の女性に一歩踏み出す勇気を与えたいというメッセージだ。

実際に同キャンペーンに参加したアスリートの、望まない競争を乗り越えたエピソードを見ていこう。

シモーン・バイルス(体操)

男女を通じて史上最多のメダル獲得者でもある体操選手のシモーン・バイルス。彼女は体操の世界において、「他の多くの職業の場合と同様に、パフォーマンス自体とは全く関係のない競争が 多くなっています。それは美しさを競う競争です。不思議なことに、自分の美の基準で他の誰かの美しさを判断できると思っている人がいるのです」と投げかけ、これまでに容姿や服装について何度も心無い言葉を浴びせかけられたことを示唆。「型にはまった美を競い合うのはうんざりです。期待と違うというだけでSNSで嫌がらせをするひどい風潮はもう気にしません。美しさとはこういうものだとか、こういうものじゃないとか、誰も決めつけるべきではないのです」と投げかけた。


高橋礼華・松友美佐紀(バドミントン)

日本のバドミントン界で五輪初の金メダルを獲得した「タカマツペア」こと、高橋礼華(※)・松友美佐紀は、「リオで金メダルを取ってから、次の目標をなかなか見つけることができずモチベーションを保つ事が難しかった時期がありました」と、二人がぶつかった壁についてTwitterに投稿。二人は話し合い、「私たちらしくいきたい」と決めたことを語っている。
※高橋礼華の高は本来ははしごだか


前田マヒナ(サーフィン)

また、東京五輪の追加種目となったサーフィン・日本代表強化指定選手である前田マヒナは、「美しさに対する競争」について、Instagramで切実な思いを綴っている。
「その競争では、他のサーファーやアスリート、女性と比べて、見た目がどうかとか、どう振る舞うべきと批判されるのです。なぜ、そんな美のルールに従わないといけないのでしょう? 私の競争は世界最高のアスリートになるためのもので、どんな見た目であるべきかではないんです」


火の鳥NIPPON(バレーボール)

さらに、中田久美監督率いるバレーボール女子日本代表「火の鳥NIPPON」は、望まない戦いを強いられてきた実体験をTwitterに投稿。
「上手くいかない時、『背が足りないから。力強さが足りないから。』と言うのは簡単。理想像と比較され、『足りない』と言われるものを、追い求めることが、我々の中での『戦い』となってきた。しかし、周りの求める理想像を追いかけることが、私たちの真の戦いではない」
そのうえで、「わが道を行く」=「我(=自身)輪(=チーム)和(=日本)が道を行く」をキャッチフレーズに、「日本らしい、最後までボールをあきらめない繋ぐバレーをお見せしたい」と宣言しているのだ。


自分の「美しさ」は自分が決める


競争は、人を成長させ、高みへ導き、可能性を最大限に引き出すときに必要なもの。しかし、本人が望まない競争は、ストレスやプレッシャーをもたらし、足かせになるということを、アスリートたちは実体験を交えて私たちに伝えている。そんなアスリートたちが、プレッシャーや苦痛を乗り越えてきたキーワードは、「私らしく」「私たちらしく」ということ。
本当の意味での「美しさ」の定義は、自分以外の誰にも決められるものではない。私たち女性も、一人一人、これを機に「美しさ」「自分らしさ」を考えてみてはいかがだろうか。
(田幸和歌子)

「#NOCOMPETITION 美は #競争ではない」キャンペーンサイトはこちら


【提供:SK-II

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