吉柳咲良、21歳の決意と亡き祖父への想い「誰かを救う側になりたい」
吉柳咲良オフィシャルインスタグラム(@kiryusakura_official)より

女優の吉柳咲良が22日、21歳の誕生日を迎えたことを自身のインスタグラムで報告。舞台『リンス・リピート』の上演中であるこの日を、「特別な想いを込めたものになりました」とし、亡き祖父への深い想いと、エンターテインメントへの熱い決意を綴った。


投稿で、「本日、21歳の誕生日を迎えました。たくさんの方々からお祝いのメッセージをいただき、本当に幸せです」と感謝の言葉を綴った吉柳。現在出演中の舞台『リンス・リピート』で演じているレイチェルは、奇しくも同じ21歳の設定だと明かし、年齢を重ねたことへの実感をにじませた。

そんな吉柳にとって、この日の公演は特別な意味を持つ。理由は「『リンス・リピート』の本番直前、小屋入りのタイミングで、大好きだったおじいちゃんが亡くなったからです」と明かした。告別式には出席できなかったが、公演終了後に地元へ戻り、祖父との最後の別れを果たすことができたという。

吉柳にとって、祖父はエンタメへの入口を開いてくれた存在でもあった。「私が初めてディズニー映画を観に行ったのもおじいちゃんと一緒。なかでも一番大好きな作品『ベイマックス』も、おじいちゃんと観たものでした」と振り返る。現在、自身がディズニープリンセスの声優を務めていることを「おじいちゃんはとても喜んでくれていました」と明かした。

誕生日当日の公演は、観客席に祖父のための一席を用意。「車椅子だったこともあって、今回の舞台を観に来る予定はありませんでしたが、きっと今日は来てくれていたんじゃないかな」と、祖父の存在を感じながら舞台に立ったという。


投稿の終盤では、「誰かを守れる人になりたい」「『世界は優しい』と、もっと自信をもって言える人になりたい」と、これからの自身の在り方をまっすぐな言葉で綴る。「私にできる恩返しは、きっとそれくらいしかないから」と、亡き祖父への誓いとともに、「精一杯これからも頑張ります」と力強く締めくくった。


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【参照元】
吉柳咲良オフィシャルインスタグラム
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