しかも、動体検知で通知も届く。
私はすぐに注文し、翌日には自分の部屋にそれを取り付けた。

カメラの設置場所は、リビング全体が映る棚の上。
不自然にならないように、観葉植物の影にそっと置いた。
初めて電源を入れたとき、画面に映ったのは、ただの何もない部屋。
でもその“何もない”が、今の私にはありがたかった。
心のどこかで「何も映らないで」と願っている自分と、
「何かが映ってほしい」と思っている自分がいる。
この部屋で“何か”が起きているなら
それを“証明”したいという気持ちが、もう止まらなくなっていた。
録画が始まった夜、私は久しぶりに少しだけ眠れた。
でも、数日後
カメラが“ある異変”を捉えることになる。
※本記事は一部生成系AIを利用しています。