誰でも見られるSNS。
でも、見られていると「わかる瞬間」がある。
それは、ただの偶然じゃなかった。
あの言葉。あの反応。
…私の発信を、“誰かが監視している”。

LIMEグループの居心地が悪くなり、私はスマホを見る時間を減らしていた。
代わりに、自分の気持ちを整理するようにInstagramに日々の投稿をしていた。
ランチの写真、コーヒーの写真、花の写真。
誰かと深く関わるわけでもなく、ただの日常。

でも、ある日を境に“いいね”と“コメント”が急に増えた。
しかも、その文面が気になった。



「この前もエレベーターで会いましたよね〜♡」
「挨拶って、ほんと大事ですよねっ」
「玄関マット、可愛かった〜!」

ゾッとした。

これ、LIMEグループで書かれてた内容と似てる