鎧塚俊彦、万博やTDLで感じた“アプリ依存”への懸念「活用できると便利だが」
鎧塚俊彦オフィシャルインスタグラム(@toshiyoroizuka)より

パティシエの鎧塚俊彦が29日、自身のインスタグラムを更新し、先日訪れた大阪・関西万博や東京ディズニーランドで感じた“デジタル依存社会”への疑問と懸念を綴った。

投稿では、現代の娯楽施設がスマートフォンのアプリを前提に設計されている点に着目し、高齢者やデジタルに不慣れな人々が「ついてこれていないのではないか」と率直な危機感を表明している。


「万博やディズニーランド、共にとても楽しく過ごす事が出来ました」と、体験自体はポジティブに振り返った鎧塚。しかし同時に、アプリによるチケット管理や園内情報の取得といったシステムに「依存し過ぎている怖さがあります」とし、「現に私にもかなりハードルが高かった」と自身の体験を交えて問題を指摘した。

両施設とも「老若男女が楽しめるコンセプトの筈」としながらも、若者のサポートなしでは入園すら難しい状況があることに疑問を呈した。「出来る人間だけが便利な世の中を追求するのでは無く、そうでは無い人達をどう救い上げるかも十分に考慮した世の中を」と綴り、真のユニバーサルデザインの必要性を訴えた。

さらに鎧塚は、新幹線の「みどりの窓口」削減による高齢者の混乱にも触れ、「同じ問題」と捉えた上で、利便性の追求が一部の層を排除する結果になっている現状を憂いた。

「私自身も含めて考え実現していきたい」と結んだ投稿は、単なる体験談にとどまらず、社会全体が直面している“デジタル格差”への問題提起となっている。


【関連記事】
デジタル依存への懸念を吐露 この記事の「鎧塚俊彦」のすべての画像を見る
羽田美智子、『特捜9』の現場に手作り差し入れ「撮影より体力を使った」
美川憲一、膝手術から復帰のコロッケとコンサート「頑張っていたわ~」

【参照元】
鎧塚俊彦オフィシャルインスタグラム
編集部おすすめ