寝る前に、彼からの
「ありがとう。君が信じてくれて嬉しい」ってメッセージを見て、
私はスクショを“お気に入り”に保存した。
朝起きて、スマホを開いた。
まず確認したのは、彼からのLIME。
既読がついていない。
いつもなら、夜中でも既読になっていたのに。
（…あれ？）
もう一度、「おはよう」と送ってみる。
送信はされる。
でも、やっぱり既読はつかない。
違和感に気づいたのは、そのあとだった。
プロフィール写真が、
いつの間にか“グレーの初期アイコン”に変わっていた。
そして、メッセージも消えている。
表示されているのは、ただの名前だけ。
焦って、マッチングアプリを開いた。
彼のプロフィールページを開こうとすると
「このユーザーは存在しません」
という冷たい画面が表示された。
手が、震えた。
目の奥がチカチカした。
…これって、
アカウント消された？
逃げられた…ってこと？
「ありがとう。君が信じてくれて嬉しい」ってメッセージを見て、
私はスクショを“お気に入り”に保存した。
朝起きて、スマホを開いた。
まず確認したのは、彼からのLIME。
既読がついていない。
いつもなら、夜中でも既読になっていたのに。
（…あれ？）
もう一度、「おはよう」と送ってみる。
送信はされる。
でも、やっぱり既読はつかない。
違和感に気づいたのは、そのあとだった。
プロフィール写真が、
いつの間にか“グレーの初期アイコン”に変わっていた。
そして、メッセージも消えている。
表示されているのは、ただの名前だけ。
焦って、マッチングアプリを開いた。
彼のプロフィールページを開こうとすると
「このユーザーは存在しません」
という冷たい画面が表示された。
手が、震えた。
目の奥がチカチカした。
…これって、
アカウント消された？
逃げられた…ってこと？
