
さらに気づいたのは、その鍵が「中からも外からも施錠可能」なタイプだということ。
母が寝室として使っているその部屋に、
なぜここまで“閉じる機能”が必要なのか。
防犯のため?
それなら、家全体に同じものがついているはずだ。
「……これ、隠すための鍵だ」
そう思った瞬間、ぞっと背筋が冷たくなった。
母の部屋は、夜になると決して開かない。
そして、朝まで誰も入ったことがない。
鍵は、守るためにある。
でもこの鍵は、“閉じ込める”ためにしか思えなかった。
そこに、誰かが入れられていたのかーーそれとも、何かを隠していたのか。
※本記事は一部生成系AIを利用しています。