その中から出てきたのはノートの山。
「これ、多分姉ちゃんの中学時代のやつ」
中には、クラスメートの名前と日々の行動、口癖、起床時間、家族構成までが詳細に記されていた。
私はページをめくるたびに、心が冷えていくのを感じた。
義姉は“たまたま私に興味を持った”のではない。
昔から、誰かを観察し、記録し、把握し、“支配下”に置こうとする傾向があったのだ。
夫は「姉ちゃん、不器用だから…」と笑ったけれど、私にはそれが度を越しているようにしか思えなかった。
※本記事は一部生成系AIを利用しています。