義母と義姉が“来襲”してから数日。
私は夫に連絡をしなかった。
……いや、できなかった。

でも彼から来た一通のLIME「話したいことがある」
それを見て、私は半信半疑のまま近くの公園へ出向いた。
待っていた彼は、昔と変わらない、でもどこか違う顔をしていた。
ベンチに座り、しばらく無言のまま時間が過ぎる。

「…ごめん」
ぽつりと出たその一言で、私は涙が出そうになった。
けれど、泣く前に、私は口を開いた。
「このままじゃ、無理だよ」
「もう耐えられない」
夫はうなずいた。
そして、まっすぐ前を見ながら静かに言った。