新納慎也、『社畜人ヤブー』最終回で監督に提案「原作をリスペクトしつつ」
新納慎也オフィシャルインスタグラム(@shinya_niiro_official)より

俳優の新納慎也が24日、インスタグラムを更新し、自身が主演したドラマ『社畜人ヤブー』最終回の裏話を明かした。投稿では、原作にはないアレンジや撮影秘話が語られ、俳優としてのこだわりと作品への深い愛情がにじみ出た内容となっている。


特に印象的なのが、部下・倉良優一(須賀健太)との屋上シーンについてのエピソード。新納は「眼鏡を外したい」と自ら監督に提案。台本にも原作にも存在しない演出だったが、「薮さんという人が、本当はどういう人で何を思っているのか、そんなドラマならではの人間味を表現したかったのです」とその意図を明かしている。

また、高柳星翔(高松アロハ)と一緒に倉吉のライブへ向かうシーンでも細やかな工夫が施された。応援うちわの小道具を用意してもらい、「今を楽しみましょ」というセリフも自ら加えたという。これもまた原作にないアドリブだったが、「ずっと変わらない芯のある薮さんも、倉吉と高柳の成長とともに、少し変化していたかったのです」と、その背景を明かした。

新納は「もちろん原作をリスペクトしつつ、こういったアイデアを比較的採用してくれた監督とプロデューサー、そして原作の #那智泉見 先生に心から感謝します」と感謝の言葉を綴り、敬意を表した。

「ドラマならではの、僕らしい薮さんとして着地できたと思います」と振り返る新納。投稿の締めくくりには、「ちなみに上記の2シーン。撮影日はメチャメチャ寒かったのですw」と裏側の苦労も添えて、ユーモアを忘れない姿勢も見せた。


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【参照元】
新納慎也オフィシャルインスタグラム
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