■これまでのあらすじ
10年目の結婚記念日を祝うため、景子は娘の結菜と一緒にサプライズのケーキを準備しながら、夫・豪汰の帰宅を待っていた。
豪汰は仕事を終えて家に帰る途中にかつての教え子だった亜美と偶然再会し、そのまま二人きりで飲みに行ってしまう。
14年ぶりの再会に話がはずむ二人。
ふいに亜美が豪汰の結婚指輪をはめた指に触れてきた時、ドキッとしてしまう豪汰だったが、名刺交換で互いの仕事の連絡先を交換しただけで、その日はお開きとなった。

「結婚して10年。どうりで…」夫の口から漏れ出た最低な一言
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