この後、しばらくして翠さんから連絡があり、茂ちゃんの遺骨は明子おばちゃんに託されることとなりました。
明子おばちゃんが入るお墓に茂ちゃんは今眠っています。
翠さんの想いはわかりませんが、何かの結論に至ったのかもしれません。
茂ちゃんの死から怒涛のように起こった我が家の事件は、これで終わりです。
茂ちゃんが曖昧に濁し続けていたことは、許されることではないのかもしれません。
でも当事者である明子おばちゃんや翠さんは、茂ちゃんの想いを知ったあと、そこに恨みや憎しみはなかったように思います。
茂ちゃんが生きている間に、茂ちゃんの話も聞きたかったな……。
※この漫画は実話を元に編集しています
【実家に棺桶が運ばれてきました】まとめて読む!
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脚本・高尾/イラスト・鈴木し乃