「嫌われたくない」と必死だったけど…
1人暮らしは、本当に1人でした。友人たちは長期休みになると、「しばらく実家に帰ってのんびりしてくる」などと言っていました。でも私は実家に帰ってものんびりすることはできません。むしろ精神的に疲れてしまいます。
だからお正月やお盆など、一般的な帰省シーズンの時だけ、義務的に帰るようにしていました。
きっと多くの人は、“家族”という安心できる場所を持っているのだろうと思います。私には、そのような絶対的に安心できる場所がない。すべてを受け入れてくれる人もいない。そして、自分ですら自分のことが大嫌いでした。自分でもどうしてか理由はわからないのだけれども、常に「満たされていない」という思いが離れませんでした。
そんな心理状態のなか、いちばん近くにいてくれる恋人の存在は、私にとってとても大きいものだったのです。しかし、彼との別離。それは予想以上に、私にとってとてつもなくつらいものでした。
※次回に続く「親に整形させられた私が、母になる」(全78話)は1日2回更新!
※この物語は作者の経験を基に、一部編集しています
※今回の体験記に記載された症状や対処法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。また、適切な時期に医療機関に受診することをお勧めします。