泣きながら施術を受けました。いまなら「泣くほどつらいならやらなければいい」と判断ができるのですが、当時はそんな判断はできませんでした。
意志に反して涙が出てくることは、中学生の頃からたまにあったのです。中学校で授業中突然泣いてしまったとき、一度先生に呼び出され、「なぜ泣くのか?」「悩みがあるのか?」と聞かれたことがありました。そして正直に「親が厳しい、部活をやりたくない」と打ち明けると、「そんなの皆そうだ。お前は甘えている。お前の悩みはたいしたことない」と言われました。
「かまってほしくて泣くのなら不適切だからやめなさい」とも言われました。いくら先生でも、生徒の家庭の内部の内部まで見ることは難しいと思います。家庭は、たとえ内部が歪みに歪んでいたとしても、表面だけなら取り繕えるからです。
うちの場合、親が外での評判がとても良かったので、「親はあんなに良いのに、なんでお前はそんなんなんだ」と言われたこともあります。そういった少しずつの積み重ねで【母が正しい。自分は悪い。自分以外の人が正しい。】と、すっかり刷り込まれ、疑うこともありませんでした。
※次回に続く「親に整形させられた私が、母になる」(全78話)は1日2回更新!
※この物語は作者の経験を基に、一部編集しています
※今回の体験記に記載された症状や対処法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。また、適切な時期に医療機関に受診することをお勧めします。