
+α/あるふぁきゅん。がMAGES. より2019年放送予定のTVアニメ「異常生物見聞録」OPテーマを発売することが決定。
ニコニコ動画などで人気の歌い手・+α/あるふぁきゅん。は、女声から男児声まで何十種類もの歌声で、激しいロックからソウルフルなナンバーまで、圧巻の歌唱力で歌い上げる超実力派女性歌い手。
8月4日に代官山UNITにて開催された「+α あるふぁきゅん。ONE-MAN LIVE -SA.NA.GI-」では、超満員の会場を熱狂させた。
真っ黒の衣装に身を包み、雷雨のSE が流れる中「ever」のイントロで静かに登場。幻想的でエモーショナルに歌い上げると、次に「表裏一体」では彼女の持ち味である変幻自在な声色でオーディエンスを魅了していく。
「お越し下さいまして誠にありがとうございます。去年たくさんお世話になって、いっぱい聞いてもらったと思います。そこから聞いてもらいます。『命に嫌われている』」というタイトルコールで大きな歓声が上がる。魂の叫びにも似た“生きろ”という歌詞が胸に突き刺さる。
「歌詞の中に“必ずみたいと思っていた景色、好みが滅びようとも歌い続ける”という歌詞がある。心が燃えるようなことがあまりないんです、 だけど、ステージの上に立つと熱が入ってしまう。一人ぼっちが好きだけど、人一倍寂しがりやだけど、好きというみんなの言葉で続けられる。好きを信じたいし増やしたいから歌い続けています。」と静かに伝えると、「ソノサキ」を儚くも力強い歌声を響かせた。
そして、「今年の夏コミでコラボアルバム出します!素敵な楽曲を作っている世界一好きなボカロPの猫アレルギーさんです。この曲は、思ってることを書きました。自分のことしか綴ってません。私のことを少しでも愛してくれてる皆様にぜひ聞いて欲しいです。」と伝え、「アリビプラゾール」 のフルコーラスを初披露。彼女の言葉を聞き逃さないように耳を傾けていた。
「すごい楽しく、嬉しい日なんです。日々ムカつくこといっぱいあって、ライブでストレス発散してると思う。
ラストスパートで「劣等上等」「ECHO」「ロキ」と人気ボカロ曲をたたみ掛け、オーディエンスも腕を突き上げたり体を揺らしながら彼女の音楽を楽しんでいる。ラストの「拝啓ドッペルゲンガー」で最高潮の盛り 上がりを見せステージを去った。
そして、熱気が冷めらぬ中、アンコールの声に答え、再びステージに登場。TVアニメ「異常生物見聞録」のオープニングテーマ「運命のラプソディー」を披露した後、「何度も観てくれる人、初めて観た人いるとおもうけど、燃えるような思いが抜けてる人間。こんなに好きと言ってもらえてるのに、いいのかなと思う時がある。自分の物欲という部分に私がいるのが嬉しい。こんなに好きだと会いに来たり歌を聞いたりしてくれるのが嬉しい。私の稼働力になっています。好きや愛してると言われると嬉しい反面寂しくなる。本当?って思っちゃう。だけど、本当だからこの空間が出来てると思う。
ラストの「-ERROR」ではオーディエンスへの想いが溢れ出したのか、感極まり声を詰まらせながらもエモーショナルに歌い上げ、深く一礼をして大きな拍手の中、舞台を降りた。
その後、特報映像でTVアニメ「異常生物見聞録」オープニングテーマがMAGES.よりリリース、映画やゲームのタイアップ情報、ファンクラブサイトオープン、東京と大阪でのワンマンライブ開催という特報が流れるとオーディエンスからは大歓声があがり、これからの+α/あるふぁきゅん。の活動に期待感が高まる中ライブの幕を下ろした。
なお、ワンマンライブ『+α/あるふぁきゅん。ONE-MAN LIVE -羽化-』はオフィシャルファンクラブ「Fakyuner’s Club.」にて8月4日よりチケットFC 先行販売(抽選)がスタートしている。
また、10月4日(金)シネ・リーブル池袋ほか全国順次ロードショー映画「ダウト~嘘つきオトコは誰?~」主題歌や2020年発売予定のNintendo Switch用ソフト「明治活劇 ハイカラ流星組 -成敗しませう、世直し稼業-」主題歌など、タイアップが続々と決定している。今後の活動にもますます目が離せなくなりそうだ。