
14日放送の日本テレビ系「誰だって波瀾爆笑」で、EXILEの松本利夫が自身の抱える難病との戦いを告白した。
番組には劇団EXILE松組第一回旗揚げ公演「刀舞鬼-KABUKI-」を控え、この作品でW主演を務める松本と早乙女太一がゲスト出演した。
EXILEのオリジナルメンバーである松本は、グループのブレイク期に国の難病指定にも認定されているベーチェット病を発症した。
スタジオで、松本はこの病気について「今も持ってるんですけど、免疫力が何らかの原因で自分を攻撃してくる」と説明し、「30歳の時にガンっと来て、左目の視力っていうか、神経を痛めてしまって、だいたい月の15日くらい寝込むぐらいの高熱でしたね」とトレーニングもままならない当時の状況を語ると、スタジオがどよめく。
しかし約3年前から投薬している新薬が効いているそうで、現在では「マックスでトレーニングしても大丈夫になってきて。去年卒業しましたけど、今がいちばん身体的には(調子がいい)」と笑顔を見せた。
松本は病気との向き合い方について「自分の事なので『ポジティブに捉えるしかないな』と思ったので、クセと言いますか、個性と言いますか、それ(病気)を自分のなかでそういうふうに思いながら生活というか、活動していく」とあくまで前向きに語る。
司会の堀尾正明氏が「(克服したのは)周囲の皆さんの支えも大きいんでしょうね」と言葉を投げかけると、松本も「そうですね」と周囲のサポートあっての現在の自分であると認めていた。