21日放送のフジテレビ系「アウト×デラックス」で、バイオリニストの高嶋ちさ子が自身の「せっかち」エピソードを語ったところ、南海キャンディーズの山里亮太に激しくツッコまれる場面があった。
“イライラすることをやめたい”という高嶋は番組冒頭、「世の中の人がスローモーションに見えるくらいせっかちなんですよね」と自身の性格を説明しつつ「ゆったりと暮らしたいなと思ってるんですよ」と本音を語った。
さらに番組では、高嶋の“せっかちエピソード”として「曲がり角が来る前に曲る」「車庫のシャッターは開ききるまで待たない」「食べてる最中に(箸を)抜く前に噛んじゃうから、お箸が折れちゃう」など、驚きのせっかちぶりを紹介しスタジオは笑いに包まれた。
しかし、MCのマツコ・デラックスから「でも(せっかちなのを)直したいのね?」と聞かれた高嶋は、「直したいです。同じ時間が流れてるのに、うちの旦那の方が幸せそうなんですよ。ゆっくりしてて」と語りつつ、「でも人間としての経験値は(夫のほうが)著しく低いですけどね」と付け加え、さすがのマツコも「その言い方……!」と呆れ気味。
自身のせっかちを直すために漢方薬などを試してみたものの、いまいち効果を感じられなかったという高嶋に、お笑い芸人の瀬戸一樹が「居酒屋に自分のことが嫌いな人を集めて、自分のことを非難させるんですよ。そうすると自ずと自分の至らなさとか見えてくるんで」とアドバイスした。
すると、「意外にいいかも!」と共感した高嶋。「王様気分になってる時の方がイライラするんですよ」と自身を分析し、「今日(収録当日)も朝、うちの主人からいろんなことを非難されて。それ聞いてたら、ああやっぱり私まだまだダメなこといっぱいあるな……ってすごく反省して、午前中はちょっと穏やかで」と実体験を語った。
この流れを受けてマツコが、南キャン・山里に「山ちゃん、ちょっといくつか言ってあげなさいよ。どこが悪いのか」と振ると、山里は「まず人の話を聞いてるときに、嫌そうな顔してるなーってのは思いますね」と、せっかちゆえに相手の話を先読みしてしまいイライラしている様子が顔に出ていることを指摘した。
「えー! それが顔に出ちゃうんですか?」と驚く高嶋に対し、さらに山里が「音楽の才能があるからって全部が許されると思ったら大間違いですよね」と畳み掛けると、高嶋は「いやいやいやいや、そんなつもり全然ない!」と否定したが、芸人ならではの“高速ダメ出し”に気分は悪くなかったようで、「スゴい! 素晴らしい」と大喜び。
山里はそんな予想外の状況に「これぐらいっす、もう無理っす! そんな、やったらめったら人嫌えないっす」とギブアップ宣言をして、マツコたちから爆笑を誘っていた。