
平成生まれの作家として初めて直木賞を受賞した、朝井リョウによるベストセラー『何者』(新潮文庫刊)。『桐島、部活やめるってよ』で等身大の高校生を描き切った著者が、就職活動を通して自分が「何者」かを模索する5人の大学生を描いた話題作がついに映画化される。
主人公の冷静分析系男子・拓人役は『バクマン。』『世界から猫が消えたなら』と立て続けに主演作が公開され、いま最も人気と実力を兼ね備える佐藤健。拓人がほのかな恋心を抱き続ける地道素直系女子・瑞月役には有村架純。偶然にも拓人の部屋の上に住んでいた意識高い系女子・理香役に二階堂ふみ。拓人のルームメイトの天真爛漫系男子・光太郎役に菅田将暉。理香と同棲している空想クリエイター系男子・隆良役に岡田将生。拓人が所属していた演劇サークルの先輩で5人を冷静に観察している達観系先輩男子・サワ先輩役に山田孝之と、世代を代表する若手実力派俳優陣が集結し、“恋愛・友情・就活・裏切り”という現代のリアルな青春物語を魅せつけ、独特な世界観に引き込む。
演劇界の若き鬼才・三浦大輔が監督・脚本を担い、“痛いほど圧倒的な現代のリアル”が詰まったこの問題作を、深みのある演出で描くことになる。
そしてこの度、幅広い世代から支持を集めるプロデューサー・DJの中田ヤスタカが、本作の劇中音楽・主題歌を担当することが決定した。中田ヤスタカが劇中音楽を手掛けるのは『LIAR GAME』以来4年ぶりとなり、これまでのプロデュース作品とは一線を画した、アカデミックなサウンドメイキングと、キャストの心情の機微に寄り添うメロディーラインが映画全編にわたり緻密に展開されていく。
また、主題歌では、作詞・ゲストボーカルとして米津玄師が参加。米津玄師がゲストボーカルを務めるのは今回の楽曲が初めて。
また、全編に主題歌が流れる映画予告映像も解禁。ひとつの部屋に集まった5人の男女の、恋愛・友情そして就活。「青春が終わる。人生が始まる-」という象徴的なフレーズと共に、それぞれの青春から就職活動へ向かう姿を実力派俳優たちが圧巻の演技でリアルに表現している。
(c)2016映画「何者」製作委員会
【映画公式サイト】
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