元モー娘。矢口真里、美川憲一とのイザコザに終止符。「普通だったら消えてるわよ」

29日放送のTBS系「7時に会いましょう」で歌手の美川憲一が裏切り行為を受けたという元モーニング娘。の矢口真里と直接対面する場面があった。



番組では“イザコザを持つ女性芸能人”たちが禁断の対面をし完全決着をつけるという企画を展開。芸能界のご意見番としても知られる美川は、3年前に離婚騒動を起こした矢口に「早く記者会見を開いて真相を話さないと、いつまでも記者に追いかけられるわよ」と、電話で1時間以上のアドバイスをしたと話した。



しかし矢口は、そんな美川の親切心はそっちのけで、記者会見を開かず、美川の電話を無視するどころか着信拒否をするという愚行を犯した。その後、美川に一切連絡することなく芸能界に復帰した矢口に、美川は「どうしても言いたいことがある」と要望し、番組は2人の対面をセッティングした。



美川が待つ店内に緊張した様子の矢口が入店。矢口はさっそく着信拒否について切り出し「本当に子供だったので、逃げました」と正直に打ち明け、謝罪の言葉を述べた。つかの間の沈黙が流れると、美川は重い口を開け「普通だったら(芸能界から)消えてるわよ」と厳しい一言を放った。すると矢口は、「(電話で美川に話した内容を)あまり喋ってもらいたくなかった」と、様々な会見で矢口との会話を暴露した美川に物申した。



美川は「喋らないでって言われたら喋らないわよ。あなたが直接言ってくれたら一切貝になってたと思う」と矢口の発言を一蹴し、自身の失敗談について語り始めた。当時31歳だった美川は、過去の大騒動により人生のどん底を味わったそうだ。しかし、シャンソン歌手の故・淡谷のり子さんの支えにより1年後で芸能界に復帰し、19年連続紅白に出演するなどの人気を取り戻すことができたのだと明かした。

自身の経験が矢口と重なったため、いてもたってもいられなかったのだという。



そして美川は「どうしても言いたいこと」として、矢口に「節目の時に自分がどう変わっていくか。だからいろんなことを経験して、人の痛みもわかるし失敗がバネになっていくことだから」と伝え、「3分でも5分でもいいからどんなテレビの番組でもいいから仕事も取って、なんでもやりゃいいのよ。仕方ないわよ、自分がまいた種なんだから。それはかわしていけば、失敗があったけど応援しくれる人もたくさんいると思うわよ」と、厳しくも温かいメッセージを送った。



美川は離婚騒動の発端となり、現在も続く矢口の交際について、「ファンも裏切って、いろんな人も裏切ってるわけじゃない。そのなかでこうやって(交際が)続いてるってことは 逆に私は2人の絆が深くなったんだなって思ってるわよ」と言及し、「許してあげるわよ」と微笑みかけ、2人は無事に打ち解け合うことができたのだった。

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