
6日放送のテレビ朝日系「中居正広のミになる図書館」で、当時高校1年生だったSMAPの中居正広と木村拓哉が、光GENJIの中学生メンバーの代役としてテレビ出演した過去を明かした。
ほとんどバラエティ番組に出演したことがないという元・光GENJIの佐藤アツヒロは、番組冒頭でVTRを見ている最中の自分が、収録スタジオでどう座ったらいいのかがわからなくなってしまったそう。
佐藤は「印象をどう取られるのかが怖くて。こうやって見てたら『態度悪いな』とか、こうやったら『何緊張してるんだ』とか」と座り方を変えながら正直すぎる胸の内を打ち明けると、中居も「この時期、俺がこんだけ喋ってると『あいつすげー能天気だな』って思われてる」と自虐発言を繰り出し、スタジオからは大きな笑い声が上がっていた。
さらに番組では、佐藤が光GENJIの全盛期にまだ中学3年生で夜の生放送番組に出演できなかったエピソードを取り上げた。当時の労働法では中学生は20時以降に働くことが原則として認められておらず、中学生メンバー(佐藤と赤坂晃)が所属する光GENJIでも番組によって二人を除いた5名で出演した時期があった。
このエピソードの進行を担当するはずだった佐藤だが、突然思いついたことがあったようで、話を脱線させる。「俺ともうひとりが(夜の番組に)出れなかったときに、代わりに『中居と木村も一緒に出ます』という番組があったの」と、自分のいない「Diamondハリケーン」を歌う映像を見たことを興奮気味に語ると、スタジオから意外なコラボに驚きの声が上がった。
しかし佐藤はこのエピソードを話して満足してしまったのか、本来の進行を忘れてしまう。中居から「労働法の話してくれる?」とツッコミが入ると佐藤は赤面しながらもどうにか本来の進行に戻る。
トップアイドルのメンバー全員が揃わないという事態には、当時多くの苦情が寄せられた。その影響もあってか、1988年には「その人の提供する歌唱、演技等が他人によって代替できず、芸術性、人気等当人の個性が重要な要素となっていれば午後8時以降でも働くことは認める」という通達が労働省から出され、これは業界関係者の間では現在も「光GENJI通達」と呼ばれているそうだ。これを聞いた中居は「労働省にも来たんじゃない? 苦情か」と語るとスタジオからは納得の声が上がっていた。
これには視聴者もTwitterで「中居と木村が代役! すげーね」「『代役で中居と木村』見たいなあ…」「中居くんと木村くんが光GENJIの代役してたんだね。しらなかった」「すっごい見たいわその映像」という驚きの声と、「光GENJIの代役の話で中居と木村の名前が出ただけで泣けるよ」「代役が中居と木村!アッくんありがとう~!!!」「中居と木村連呼してくれてありがとう」「中居と木村ってあっくんが言うだけで悶え死ぬ」と、この時期に中居と木村の当時のエピソードをさらりと語った佐藤に、感謝の声も上がっていた。