
12日の日本テレビ系「そして、誰もいなくなった」で、最終回となる第9話が放送された。
大手コンピュータシステム会社に勤務する研究者の藤堂新一(藤原竜也)は画期的ソフトの開発で脚光を浴びていた。
自分とすり替わった別人の藤堂新一が社会的に認知されていく一方で、新一を取り巻く人々は次々と不慮の死を遂げていき、新一がかつて在籍していた企業も倒産の危機を迎える。
第8話では、新一が爆弾を搭載したドローンで大規模停電を誘発し、その混乱に乗じて政府のコンピュータにアクセス、全国民の“パーソナル・ナンバー”を抹消しようという起死回生の策を試みる。しかし唯一とも言える味方だったはずのバーテンダー・日下瑛治(伊野尾慧)からまさかの妨害が入ってドローンは制御不能となり、計画は失敗に終わった。そのため視聴者からはにわかに「日下黒幕説」が現実味を帯び、新一、日下、万紀子(黒木瞳)の関係にも注目が集まった。
第9話では、苦悩の果てに万紀子が新一を襲うが、殺害計画は未遂に終わった。失意の万紀子に一本の電話が掛かってくる。「どう? 殺した?」と聞こえてきた声は日下のものだった…。
これまで誰が黒幕なのかが話題となっていた本作だが、これまで中性的なルックスと“ゆるふわ”イメージで人気を博していたHey!Say!JUMPの伊野尾が優しいバーテンダー役から一転し、心に闇を持つ悪役を見事演じきってみせた。その迫力満点の演技は、伊野尾の新境地を切り開いたともっぱら評判だ。
Twitterでも「伊野尾ちゃんの演技最高!天使の顔じゃなく悪魔の顔も持ち合わせてる ぜひ、この演技を活かすために続編を!」「可愛いイメージしかないから悪役演技!めちゃ衝撃的やわ」「怒り、哀しみ、あざ笑うような笑み、、、ほんとに1つ1つの表情だとか声色とか…違和感なくて、、、伊野尾慧本当に演技上手いなぁ」「とにかく伊野尾さんの演技力に圧倒されまくった一時間だったよ」と日下の心の闇を表現しきった伊野尾の演技に称賛の声が寄せられているほか、続編を希望する声も上がっていた。