人気ドラマともなると1シーズンで終わらず、シリーズ継続によって撮影期間も長引き、共演者たちには深い絆が生まれ……と思いきや、そこはやはり個性の強い俳優たち。メディア上では仲が良さそうに見せていても、それは表向きだけ、実は険悪な関係だった…。
●『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』(2005~)
パトリック・デンプシー(デレク・シェパード役)とイザイア・ワシントン(プレストン・バーク役)は撮影中に言い争いになったことが報じられた。ケンカのきっかけは、共演者のT・R・ナイト(ジョージ・オマリー役)が同性愛者であることをイザイアが中傷したからだとか。
イザイアはその事実を否定しながらも、2007年のゴールデングローブ賞の取材において「T・R・ナイトをクソ呼ばわりしたことはない。彼は数カ月後に降板し、この一件がきっかけで同性愛者であることをカミングアウトするきっかけになったとエレン・デジェネレス(司会者/コメディアン)に明かした。だから結果的にはよかったんだ」と語ったらしい。
また、キャサリン・ハイグル(イジー・スティーヴンス役)は、エミー賞で助演女優賞を受賞した翌年、同賞のノミネートにエントリーせずに「自分が演じた物語の内容では、エミー賞にノミネートされる価値はない」と同ドラマの脚本を非難するような発言をした。女王様気質だとも言われる彼女に対して、製作総指揮のションダ・ライムズも嫌悪感を示しており、降板の裏には制作陣との不和があったようだ。
●『glee/グリー』(2009~):リア・ミシェルVSナヤ・リヴェラ
リア・ミシェル(レイチェル・ベリー役)とナヤ・リヴェラ(サンタナ・ロペス役)との不和について、<TMZ>が2014年に報じている。その理由は不明だが、リアの態度の悪さについてナヤがスタッフに対し苦情を伝えたところ、それを知ったリアが激怒したとか、まったくその逆だという説などがある。真相は謎のままだが、ニュースになるほど険悪な関係だったことは間違いない。
●『デスパレートな妻たち』(2004~)
米<ABC>で『デスパレートな妻たち』が放送されて大ヒットしていた2005年、主要キャストたちが雑誌<ヴァニティ・フェア>の表紙に登場することになった。
また、ニコレット・シェリダン(イーディ・ブリット役)は、2010年に製作総指揮者のマーク・チェリーと<ABC>を相手に訴訟を起こし、2016年に裁判が再開された。彼女はマークから撮影中に暴力を振るわれ、それに不満を訴えたところ不当に降板させられたと主張しているが、マークはあくまでも演技指導だったと説明している。また、彼の証言によって彼女と共演者たちの不和も明らかになった。さらに、彼女が降板してエヴァ・ロンゴリア(ガブリエル・ソリス役)とフェリシティ・ハフマン(リネット・スカーボ役)も安堵していたということも明らかになった。まさにドラマを地で行く激しい憎み合いである。
写真:(c)LFI/Photoshot/ZetaImage

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