2001年5月6日に、今や伝説となっている東京・六本木のクラブ“velfarre(ヴェルファーレ)”にて産声を上げたダンスミュージック・ブランド、Cyber TRANCE(サイバートランス)が、その誕生から20周年を迎えた。
Cyber TRANCEとしてのイベントは2006年のvelfarre閉店時に、CDコンピレーションシリーズは2007年にそれぞれ休止し、2011年以降3度だけ新木場ageHaにてスペシャルイベントとして復活するなどしていたが、20周年を機に待望の再起動となった。
当時、CDシリーズは累計200万枚出荷を突破。浜崎あゆみの楽曲を海外の豪華トップ・プロデューサーたちがリミックスした『Cyber TRANCE presents ayu trance』や、当時の人気恋愛バラエティ番組「あいのり」とコラボした『あいのり meets Cyber TRANCE』がリリースされるなど、ヨーロッパのユースカルチャーと日本の若者カルチャーがリアルタイムにシンクロし、社会現象ともいえる盛り上がりを見せた。
2010年代、EDMと呼ばれるダンスミュージック・ムーヴメントが世界を席巻する中、Cyber TRANCEで活躍した、Armin van Buuren(アーミン・ヴァン・ブーレン)やTiesto(ティエスト)といったDJたちも世界的スターに。トランスというジャンル自体は今も世界中で根強い人気を誇っており、日本でも各地でイベントが開催されている。
そんな中、新しく立ち上がったYouTubeチャンネルでは、まずは今聴いても色褪せない当時の名曲たちを配信していくという。権利の関係で聴くことができなくなっている『velfarre Cyber TRANCE』シリーズの再配信にも期待しても良いかもしれない。
さらに、かつてのコンピレーションがそうだったように、EDM以降のビッグルーム・サウンドや最新トランスなど、厳選した“サイバーなサウンド”を紹介していくとのことなので、是非チェックしてみてはいかがだろう。
当時リアルタイムで楽しんだ人たちにとっては懐かしく、EDM以降ダンスミュージックに興味を持った人たちには新鮮な、とにかく気分がアガる曲たちで、様々なことが制限される現在の状況の中、気持ちだけでも盛り上がってみては。
オフィシャルYouTubeチャンネルとTwitterのヘッダーには、「ITS ALWAYS DARKEST BEFORE THE DAWN」と記されているが、「夜明け前が最も暗い」「明けない夜は無い」というメッセージ通り、まさにこの社会の状況が改善され、皆でともに盛り上がれる日々を目指し、Cyber TRANCEがポジティヴなエネルギーを発信してくれることを期待したい。

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