
7月6日深夜放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』にて、星野源が、自身が人を褒める理由や、その重要性について語った。
番組内で、リスナーから寄せられた“人を褒めること”についてのメールを紹介した星野は、自身が人を褒める理由として、「うんざりするような人が多いんですよ」「嫌な人だなぁとか、なんでこんなこと言うんだろうとか」と話し始めた。
続けて、人物のみならず、世の中で起こっているさまざまな出来事やニュースについても辟易することが多いと話した上で、「褒めるよりけなすほうが簡単なんすよ」「けなしたり、バカにしたり、ダメ出ししたり、ここが悪いとかって言うほうがもう簡単すぎて、それしたくないなと思って」とコメント。
さらに、「褒めるべきところとか、“この人ここがステキだ”っていうことを、意外と人って気付いてなかったりするから」「じゃあ言わなきゃと思って。言って、俺の周りだけでもステキな人を増やさなきゃみたいな」と明かした。
また、「よく言うじゃん。“好意的な意見があったら、マイナスの意見もないとおかしい”みたいな。ホントにそれ自体がおかしいと思ってて」とも切り出し、「マイナスな意見ってポジティブな意見の何十倍も力が強いんだから、一緒にしちゃダメなんだよね」と意見を述べた。
そして、自身の好きな言葉として、“バケツいっぱいのミネラルウォーターに一滴でも唾が入ったら飲むことができない”という表現を挙げて、「そういうことなんですよ。(ポジティブな意見とネガティブな意見は)平等じゃないんだよね、そこって」「全く違う次元の話になってきちゃう」と語った。