現在放送中のドラマ『DIY!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』(MBS/TBS系)で主演を務め、 7月26日に発売される日向坂46の10thシングル『Am I ready?』では初の表題曲センターに抜擢されるなど、今勢いに乗っている上村ひなの。本記事では、そんな上村のこれまでの活躍を振り返ると共に、彼女が見せる成長や初めての挑戦にも注目したい。
日向坂46の前身である「けやき坂46」の3期生としてグループに加入した上村。日向坂46が2019年に発売した3rdシングル『こんなに好きになっちゃっていいの?』には、自身初のソロ曲「一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない」が収録されたほか、2021年リリースの6thシングル『ってか』のカップリング曲「何度でも何度でも」ではセンターも務めるなど、3期生の中でも存在感を発揮してきた。また、ドラマ『DASADA』(日本テレビ系/2020年)や『声春っ!』(日本テレビ系/2021年)などの作品に出演し、女優としても経験を積んでいる。
過去に何度かセンターを経験してきた上村だが、表題曲のセンターを務めるのは今回のシングルが初めて。公式ブログでは「今、センターに相応しいような魅力のある自分になれた訳ではないけれど、私は私らしくでいいのかもとようやく思えたタイミングでこのポジションに立たせて頂けたこと、とても大きな意味があるように感じます」と心境を明かしつつも、「今までの日向坂らしさを守りつつ、未来へ向かってまた新たな一面もお見せできるような そんな期間にしたい」と意気込みを語っていた。そんな上村を、キャプテンの佐々木久美は「ステージに立つべくして立つ人間」と評し、さらに丹生明里は「前作私がセンターのとき隣だったひなのが、今度はセンターとして迎える時に隣でいることが出来て嬉しい」と喜びを綴っていたが、初めてセンターに立つ上村にとって、彼女を応援してくれる先輩たちの存在は心強いだろう。
また、上村は、7月4日深夜から放送がスタートしたドラマ『DIY!!-どぅー・いっと・ゆあせるふ-』では主演に抜擢。同作は、最先端のものづくり発信地となった新潟県三条市を舞台に、上村が演じるのんびり屋でおっちょこちょいな主人公・結愛せるふが、自らでDIY活動を行う“DIY部”で仲間と絆を深めていく青春群像劇となっている。ドラマの放送開始前、日向坂46の公式YouTubeチャンネルにアップされた動画では、上村は連日撮影に集中しているとしながらも、多忙な上村を心配した他のメンバーから連絡があったといい、「メンバーの愛も感じながら撮影しております」と感謝を覗かせていた。初の主演ドラマという大役に挑んでいる上村だが、メンバーの支えがあるからこそ、より力を発揮できる部分もあるのではないだろうか。
今年9月12日には自身初の写真集を発売することが決定するなど、今まさに勢いに乗っている印象の上村。かつてグループ最年少として先輩を追いかけてきた彼女が、後輩の4期生に成長した自らの背中を見せている姿は、メンバーやファンにとって感慨深いことだろう。

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