
ファッションブランド《glamb》が写真家・有賀幹夫氏とともに5月1日に発表した、THE BLUE HEARTSとのコラボレーション「THE BLUE HEARTS 40th Anniversary Collection by glamb×有賀幹夫」。
Tシャツ2型とシャツ1型というミニマムなラインナップのコレクションながら、各所で大きな反響を集めている。
“日本人で唯一のザ・ローリング・ストーンズオフィシャルフォトグラファー”として知られ、日本の音楽シーンにおいてもRCサクセション、THE BLUE HEARTS、THE YELLOW MONKEY、毛皮のマリーズなど時代々々を象徴する数々のロックバンドを撮影。日本を代表するロックフォトグラファーに数えられる有賀幹夫氏。ファッションブランド・glambはこれまで有賀氏とThe Rolling Stonesをはじめとする数々のコラボレーションを展開しており、THE BLUE HEARTSの40周年にあたって再びダブルネームを組んだ。
コラボレーションにあたり、有賀氏が87年から89年にかけて撮影したTHE BLUE HEARTSのアーカイブフォトの数々をファッションウェアとしてみずみずしく再構築。当時の熱狂をリリカルな総柄生地へと昇華したオープンカラーシャツに加え、ライブの興奮をそのままに閉じ込めたかのような2型のフォトTシャツはCD盤を連想させる仕掛けも施され、随所に音楽愛の詰まった仕上がりとなっている。
この発表を記念して東京・原宿にあるglambの直営店〈glamb Tokyo〉では5月18日(日)まで店頭にて展示会を実施中。会場では各アイテムが試着も可能な形で用意される他、アイテムにも使用された有賀幹夫氏の写真が最大1.5m(長辺)の大判プリントにて展示される。会場では5月3日、5月10日の2日間、有賀幹夫氏の在廊も行われ多数の来場者で賑わった。
また、5月9日にglambは特設サイトへTHE BLUE HEARTSコラボレーションを記念して届いたコメントを掲載。TAKUMA(10-FEET)、山田将司 (THE BACK HORN)、crowzet(加藤慎一 from フジファブリック)、石原慎也(Saucy Dog)、ヤマトパンクス(PK shampoo)というシーンの一線で活躍するアーティストたちがTHE BLUE HEARTSとコラボレーションアイテムについて語っており、こちらも必見となっている。
【有賀幹夫氏コメント】
「今回のコラボレーション商品は、4人の絶妙なバランスを感じてもらえたら何よりです。
原宿にあるglamb Tokyoにて開催中の展示会に2日間在廊いたしましたが、群馬や名古屋、大阪からこのためにglamb Tokyoに来てくれた人がいらっしゃいました。驚きましたし、感動しました。年齢層も幅広く、中学3年生の時に「TRAIN-TRAIN」聴いてファンになり、怖かったけどライブに初めて行った方など、その人なりの熱い思い出エピソードをたくさん聞きました。周年だからこその意味のある企画だ、と改めて僕自身思うことができて本当によかったです。THE BLUE HEARTSはその名の通り青い心であり、たくさんのお客さまにお会いする中で、彼らを撮影できた喜びと感謝を僕自身再確認することができました。心の中から消えることのないバンドなんだということです。そんな時代があったことに対しては、懐かしさとは違うとも思いました」