
6月11日19時よりショートドラマアプリ「BUMP」で独占配信予定のドラマ『あざとく、かわいく、したたかに~私のこと、かわいいだけだと思ってた?~』でメインキャストを務める与田祐希。乃木坂46卒業後初のドラマ出演作ということで、どのような演技を見せるのか注目が集まっている。
与田は、2016年に乃木坂46の3期生としてグループに加入。天性のかわいらしさと柔らかな存在感で早くから注目を集め、2017年には18thシングル『逃げ水』で大園桃子とダブルセンターを務めるなど、中心メンバーの1人として活躍してきた。女優業にも精力的で、日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』(TBS系/2021年)や映画『OUT』(2023年)などに出演したほか、2022年から2024年に放送されたドラマ『量産型リコ』シリーズ(テレビ東京系)では主演を務めている。今年2月23日に乃木坂46を卒業後、4月18日にはオフィシャルサイトおよびオフィシャルXが開設され、ソロとして新たなスタートを切ったばかりだ。
そんな与田が今回出演する『あざとく、かわいく、したたかに~私のこと、かわいいだけだと思ってた?~』は、美人広報部社員と、対照的な完璧な「かわいさ」を持つ新入社員が、社内の人気や男性社員の視線を巡って繰り広げる「あざとさ」全開の腹黒バトルを描く、新感覚のスカッと恋愛ドラマ。与田が演じるのは、透き通るようなかわいさで男性社員を魅了しながらも、あざとい小悪魔的な一面も併せ持つ新入社員の栗原スイだ。彼女は、社内での人気を独占していた“気配り女子”江夏典子(川津明日香)と対立する人物で、物語の鍵を握る「裏の目的」を持った多面的なキャラクターでもあるという。
与田は公式コメントの中で、「声のトーンや仕草など、これまであまり演じたことのないタイプの役だったので、とても新鮮でしたし楽しかったです!」と語っている。主演作『量産型リコ』シリーズでは、あらゆるものが平均的なタイプの“量産型女子”の主人公・小向璃子を演じてきた与田だが、今回演じるスイは江夏と火花を散らす“あざとかわいい女子”ということで、まさに彼女にとって新境地とも言える役柄だろう。無垢さと計算高さの狭間に立つスイというキャラクターに、与田がどのような説得力を与えるのか、期待したいところだ。
配信開始に先駆けて公開された本編予告映像では、スイが江夏に向かって、「お局さんみたいで怖いですよ~、江夏先輩」と微笑む姿や、何者かと電話しながら、「え?会社の人?みんなクソちょろかったよ」と言い放つシーンなどが公開されており、彼女の“あざとさ”が随所から伝わってくる。